富士山登山 3日目 2014.9.12 Part2
■DATA
戻ろうとしたら、係員?の方が来てくれて、電気を付けてくれました。
下の事務室じゃないと、点けれないみたいですね。
普段は誰も来ないから真っ暗にしてあるけど、猫が一匹入って行くのが見えたので、もしやと思って点けてくれた様です。
わざわざ点けてもらったんじゃあ、このまま帰るのも無礼か(汗
電気が点いた!
この資料館には、主に宗教的な富士山資料が多い。
浅間神社がやっているだけに、当然か。
富士山に持って行ってた?祭壇 富士山に設置してたのかな? 流石に毎回担いでいかないよね?(汗
ねずみ講ならぬ、冨士講 冨士講って何?
よくわからない物が多いですが、信仰登山をしていたときに持って行った物とか、拝んでいた祭壇らしい。
現代の登山装備とは違った、宗教的、修行的な装備だけど、安全上問題なかったのかな?
書かれては無かったけど、犠牲者とか遭難者も居たでしょうね。
食行身禄という有名な人らしい
様々な展示物
講中、御師、強力、わからない単語が多数あれど、説明は無し・・
こういういで立ちで登ったらしい 流石に、今の時代やってたら、何ふざけたコスプレして登ってんだ!と怒られそう・・
昔は、信仰登山のグループというか、宗派がいくつもあったそうだけど、もう殆どなくなったみたい。
科学が発達したりして、宗教じみたことをする日本人が、減ったからでしょう。
御師の説明も少し・・
またも祭壇?
なんで武蔵屋にあったものが、吉田家がもってたの?
富士山資料館にもあった、"御師"が、ここでもちょこちょこ出て来る。
信仰登山に関係しているのは想像できるけど、具体的にどんな人だったのでしょうか?
御師は職業というより、身分?
一応、説明が書かれているけど、宗教的な専門用語?が多くて、一般人には理解しにくい。
それが余計に、御師の事が分からなくなってますね。
これが富士山の頂上! 険しいね・・
富士山の説明もあるから、富士山資料館と被る部分もある。
神社が運営しているだけあって、説明下手かと思ってましたが、意外にもこちらの方が分かりやすかったです。
素人?に負けてどうする、プロの資料館(汗
時代が変わっても、人間自体は変わりません。
今も昔も利権争いは、場所関係なく起こります。
富士山の利益を巡って、争ってたみたい。
きな臭くなって来た・・ 善意の賽銭を取り合うなよ(-_-メ)
争い勃発!
絶頂と言うと、なんかいやらしい響きが・・(汗
さらに詳しい山頂の様子
富士山のお神輿! ボコっと穴が空いてるのは、宝永山?
富士講の話がまた出て来た
個人的に、この資料館で最も興味を惹き、来て良かったなと思ったのが、宝永噴火コーナー。
本命だった富士山資料館では、あまり無かったですからね(汗
潰れた家の図!
その時に被災した様子、当時の証言などがあり、どんな噴火だったのか、より知る事ができました。
人口の少ない時代でこれだけど、現代に富士山が大噴火したら、どうなるの?
一説に寄ると関東直撃して、日本終了らしいですが。
ねこちゃ村は安泰で、よかったのにゃ( ̄∇ ̄|||)
混乱の様子がうかがえる・・
復興税みたいにものが、あったのか
鍋を被って避難! 私なら、フルフェイス株って避難だな( ̄∇ ̄|||)
この穴は、火山弾が当たってできた穴?
降砂量Map
溶岩が流れて、家屋が焼失し、大被害をもたらした宝永の噴火。
そういう時には、ヒーローが出て来るもの。
伊奈半左衛門忠順という人が現れて、救済にあたったそうです。
それにしても長い名前だな、どこからどこまでが名字なんだ?(汗
伊奈半左衛門登場の巻
伊奈半左衛門活躍の段!
分かりにくい説明を読むと、被害を受けたとはいえ、たかだか小さい村がいくつか消滅しただけだ。
そんなもん、ほっとけという幕府に対して、新しく担当になった伊奈忠順という人が、それじゃあ可哀想だと復旧にあたったわけか。
全国的にはマイナーだけど、地元の人に取っては、偉人に匹敵するのかな?
それにしても字が多い・・ 疲れる(汗
この人が、伊奈半左衛門 私も銅像になりたいなあ、、デートの待ち合わせ場所になったりして(汗
最後に、富士山とは関係ないけど、甲斐と言えば武田。
最後の武田氏の武田勝頼の話。
勝頼37歳で、奥さんが19歳!!Σ( ̄□ ̄;)
子供の頃に、武田信玄の大河ドラマがやっていたので、何となくだけど知っている。
その勝頼の最後を説明しているけど、これがまた悲惨。
武田信玄が無くなってからは、負けが続き、最後は裏切り、謀反の連続で逃げるしかない。
そして、一族全て自害・・。
降伏とかなかった、時代なんでしょうね・・。
勝頼直筆の朱印状
武田の最大の勢力図
これにて資料館は終了。
浅間神社に戻ります。
■浅間神社 境内
境内入口の楼門
普通の神社よりは、大きい物の、世界遺産の神社という割には小さいですね。
近所?の多度、多賀大社よりも小さいし、人も居ない気がする。
犬がこっち見下ろしてるにゃ!(>_<) これって溶岩流の上に乗ってるのかな?
ここは古くからある物の、宝永の噴火で被災、、全滅したようで、再建された神社ですからね。
歴史があるようで、建物自体は新しいのでは、来る人も少ないのでしょうか。
こちらには、私の味方をしてくれる犬が! 一緒に戦うのにゃ!
赤くて立派な門が構えている。
これは、良い絵になりそう。
早速、撮るぞ!
赤くて立派な楼門!
楼門の解説 再建されたとは言え、それなりに古い物か