北陸旅行'15 3日目 2015.9.16 Part2

  ■DATA

このお父さんは、もう亡くなっているんでしょうね。

10歳ぐらいの女の子も、今では70代ぐらい。

生きてなくても、おかしくない・・。

 

賠償価格? 何の賠償? とにかく採算が合わず、他に産業も仕事も無く、終わった地域だと言うのが伝わって来る・・

 

何のグラフか分からないけど、とにかく右肩下がりの悲惨な状況だというのは、よく分かる・・

 

反対側は、世界の塩。

外国の岩塩が並べられてました。

鉱山みたいに、山や岩の中から採れるのかな?

 

世界には、日本よりも塩が有る!

 

世界共通、塩は必要な物なんでしょうね。

塩が採れる前は、人間、どうしたんだろう?

 

オマケ的なポスターなどが、いくつかあり、次のフロアへ向かいます。

塩の雑学って、多いね( ̄∇ ̄|||)

 

砂糖を作るのに塩が必要だとはビックリ! 甘さのヒミツは塩?!

 

塩の資料館の一番、二番を争う?塩シアター。

こちらも先ほどの昭和33年のムービーと同じ内容ですが、現代版として作成。

ただし、展示物とムービーを絡ませている、面白い趣向です。

 

一番、お金がかかっていると思うコーナー

 

ムービーの開始と同時に、照明も連動。

ムービーで紹介されているシーン、使われている道具の所にスポットライトが行き、4方向にムービーが表示される。

きっと、以前の料金が高かったのは、このシアターの制作費が原因だったのでは?

 

ムービーにも出て来た海水を汲んで運ぶ桶

 

名前よりも、重量が知りたい・・ 何kgぐらいあるんだろうか?

 

たらい? 鰻を捕る様なカゴもある

 

汲んで来た海水を入れる桶 ここから田園に海水をぶちまける!!

 

ただ展示物を見るだけでなく、ムービーに寄る説明を見聞きして、実物の道具を眺める。

より分かりやすいと思います。

 

塩田をならすための道具

 

他にも似た様な道具が何種類かあった

 

海水をさらに入れて、濃い"かんすい"を作るための箱

 

そうか 海水だけで無く、塩を含んだ塩田の砂も入れるのか

 

プロジェクター、照明、それらを連動させるための装置。

かなりお金が、かかってそうですね。

 

上部では、紹介されている道具の説明を表示 こんな風に使うんだというのが分かる

 

これは、さっきの釜だね! 何やら銛みたいな物騒な物も・・

 

540Lの塩水で、約35kgしか採れないのか・・ 海水には3%の塩が入ってるらしいけど、たいして濃くなっていない様だ・・ 6%程度だもんね

 

外に有る、実際に塩を精製できる塩田も、お金がかかってそう。

前の料金で、回収できたのでしょうか?

今100円でも、見に来る人は居ない様ですが・・(汗

 

グツグツしている所 砂が入っている成果、色は茶色・・

 

ムービーに満足して、次のフロアへ。

フロアと言うより、外に出るための通路と言った方がいいかもしれません。

 

通路沿いに、世界の塩の紹介パネルと、大きな岩塩が展示されていました。

岩塩って、舐めるとしょっぱい?

舐めるなとは書かれていないし、舐めてもいいのでしょうか?( ̄∇ ̄|||)

 

アメリカの岩塩 舐めないでくださいと書いてないから、舐めてもいいのかな?(汗

 

写真パネルを見てると、とても神秘的。

真っ白な世界ですからね。

 

ボリビア 白い世界みたい!

 

上はポーランドの塩の宮殿! 下は塩の鉱山!!

 

それに比べて、日本の製塩方式は地味と言うか、農業同様に小規模ですよね。

世界は大きいだけあって、迫力が有る感じだ・・。

 

■屋外展示

これが実際の塩田!

 

外に出て、屋外展示というか、実際の塩田です。

実際に体験として、塩を作れるそうですよ。

 

一日がかりで塩を作る! 砂地を整地するのは、乾燥を早めるための工夫だったのか

 

整地された塩田の表面 日本庭園みたい

 

ここにもさっき展示、紹介された道具がいっぱいある。

実際に、今でも使われている道具達。

 

あれは何か分からなかったけど、かん水を作るためのタレ船設置場所? 常時設置していないのか

 

個人的に一番興味があったのは、海水をくみ上げる桶。

肩に担いで、塩田まで運んでぶちまけるみたいだけど、どれぐらい重いんだろ?

 

何故か大量にある・・ これ以外にもまわりにズラリと

 

ここには子供用?大人用の2種類あったので、小さい子供用を持ってみました。

当然ですが、持ち上げられない・・(汗

上がるには上がるけど、ヨタヨタして海水がこぼれてしまう!

これをリアルに担いで、運んだら、塩田に着く頃には、海水が無くなってる自信有ります( ̄∇ ̄|||)

 

海水を運ぶ桶 小さい方を担ごうとしたけど、とてもじゃないけど重くてできない! 無理にやると海水をぶちまけて濡れるし(汗

 

ムービーに出てた人なんか、筋肉隆々のマッチョになってました。

そりぁ、毎日こんな重い物を運んでたら、自然にああなるよね(;´д`)

 

薪がいっぱい、積まれてました。

製塩する過程で濃い塩水を、グツグツ煮るんだっけ?

その時に、大量の薪が必要だそうです。

非エコで、環境に良く無いな( ̄◇ ̄;)

 

大量の薪 1回あたり、どれぐらいの消費なんだろ? ガスでは駄目?

 

塩田の他にも、海水を汲む所、濃い塩水をグツグツする釜などもありました。

体験希望者がいるときだけ、やっているのでしょうか?

 

一般人の体験用の小さい釜

 

海水を汲んで来る所 足場が作られている

 

映画のロケ地にも使われたのか、武士の献立という映画のポスターが張ってありました。

映画ファンなら、聖地巡りの1つといったところでしょうか。

 

武士の献立という映画のロケに使われた 有名人が多いね

 

浜士って、塩を作る人のこと? なんだかジョブみたいでカッコいい! 今の私は、すっぴんだからな(汗

 

この屋外展示の目玉、釜屋。

とても古そうな外見の建物で、見応えが有りそう。

 

グツグツする釜屋 この建物がロケで使われた

 

中に入ると暗く蒸し暑く、独特裏匂いがしました。

いかにも、昔ならではの製塩!って感じです。

 

室内は暗く、熱い・・ さらに火を使った夏の日は、どうなるんだろう・・(汗

 

暗いけど、なんか味わいが有るね

 

中央に大きな釜が有り、ムービーでやってた塩水を煮るところでしょうか。

ちょうど関係者の方が、釜を洗ってましたよ。

この方は、ムービーに出てた人?

 

残念ながら、只今清掃中・・ 塩作っている所を見たかったけど、作ってたら邪魔だから追い出されたな(汗

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