須崎恵比寿島 2016.10.26 Part5
■DATA
岩場がずっと続くけど、何かの跡があるのを発見しました。
これが灯台跡?
いや、まさか(汗
段差のある岩が増えて来た
何かの跡 何が有ったんだろう?
進むに連れて、進みにくい大きな岩に変わって来た。
段差が激しい上に、岩と岩の距離が開いて、飛ぶには危険。
やばくなってきた?
かなり進みづらくなって来た・・ 遠くに階段があるのが分かるでしょうか?
引き返すか悩んでいると、遠くに通路の様な物が見えました。
あそこまで頑張れば、あとは普通の遊歩道?
それなら、頑張ろう!
海底洞窟? 満潮時に、ここに押し込まれたら終わりだな・・(;´д`)
大きな岩を気をつけて登り、階段の方へ・・。
ん?
階段が無い!
階段跡になっている!!
階段が無い?階段・・(;´д`)
どうにか他の岩に回り、階段を迂回。
階段の続きは遊歩道かと思ってたけど、その遊歩道も無い・・。
岩場が続く・・。
歩道が見えて来たが、どこまで進めば良いんだ?
一番近づいた所から撮った爪木崎灯台 後ろ側が斜め?!
遊歩道を目指していましたが、進めど進めど、階段はでてきても壊れた階段ばかり。
もう回避できるところもないし、迂回する所も無い。
万事休す。
下り階段だけど、やはり階段が無い・・
全ての階段が、破損している様だ・・
引き返すにしても、また危険な所を戻るのも嫌だし、これ以上進むのも無理。
、、、やっちまったか(;´д`)
横を見ると、崖が目に入りました。
、、、流石に海を泳いで、遊歩道まで行くのは無理だから、崖を登るしか無い!
ロッククライミングだ!
崖だから足場なんか、あるわけがない。
木が生えているから、丈夫そうな木の枝を掴み這い上がる。
足下の岩場は、崩れやすく体重はあまりかけれません・・。
誰も回りにいないから良いけど、若い女性がワンピース姿で崖登り・・。
恥ずかしくて、親には見せれませんね(汗
でも、ここを登らないと、生きて帰れない!!
何とか崖を登り切る事が、できました。
よっしゃ!
しかし、目の前には道は無く、雑木林が広がるのみ。
これからは、ここを進むぞ(汗
ここを進む・・
這い上がって来た崖を、上から見た所・・
道無き道を進む。
案内図も無ければ、道もない。
とりあえず、進む・・。
方向的には海岸線の逆。
遊歩道は山の中にあるわけで、海と反対方向に進めば遊歩道に、ぶち当たる筈。
頼みの綱のiPhoneは、とうの昔に"圏外"で地図は使えません。
どちらにしても、遊歩道は殆ど載ってないし、使えた所で意味ないけどね。
唯一分かるのは、方向だけ。
とりあえず、山側の方向だけ確認して、進もう。
遭難中の位置(汗 圏内でもどのみち歩道までは載ってないが・・
道無きジャングルを進む。
さっきのライオンの席の比ではないぐらい、蜘蛛の巣がとても多い。
もはや、キャーキャー言ってるほどの余裕も無く、手で払いのけながら進む。
命がかかっていると、かなり大胆というか、かまわなくなるものですね・・(汗
獣道ぐらいあるかと期待したけど、それも全く無し。
歩きにくい木々がおおい茂る中を進む。
獣道があれば、クンクンして遊歩道を探し当てれるのに・・。
トゲトゲの木があったりして、無意識に払いのけようととた際に、手が傷だらけに・・。
しまった!
今回は冒険する予定は無かったので、応急処置セットはありません。
手に刺さった刺だけ抜き、あとは我慢。
もう足もボロボロ。
バラでもあるのか、トゲトゲの木が多いし、やたらとひっかかる木の枝が多い。
スボンなら大丈夫だっただろうけど、暑いしタイツで来ているから、タイツに引っ掛かる。
ああ、破れてるよ(つд`)
腕に関しては、幸いでした。
夏日で暑い物の、日焼けしない様に厚手のカーディガンを着てきましたから。
危険な枝から、防いでくれました。
ああ、進めど進めど、遊歩道は勿論、進みやすい場所すらない。
ひょっとして、完全に遭難?
もう帰れずに、助からないのかも?
そう考えてしまう・・。
時計を見ると、時間がかなり過ぎている。
これでは、恵比寿島、ティハール、露天風呂は無理か。
、、、それ以前に、生きて帰れるのだろうか?
暗くなる前に、広い所に出ないと、野生の動物に襲われるかも・・。
猪とか、居そうだし(つд`)
頭の中に、"絶望"、"遭難"、などの暗い文字が浮かんで来る。
素直に山道ルート行けば良かったなという後悔はあまりなく、現状を受け入れるのみ。
私の短い人生も、ここで終えるのか?
それでも、諦める事なく前に進む。
、、、前に進んでいるのかさえ、分かりませんが。
ふと、木が無い所に出ました。
道だ!
遊歩道に出たぞ!
道だ! 助かった!
爪木崎灯台の方に進む事も出来ますが、これだけの目に遭っているので、もう戻ります。
帰るのにゃ(つд`)
ちなみに、ここから出て来た(汗
元の海岸コースとの分岐には、すぐに着きました。
意外と、遠回りしてなかったな?
これなら、山道コースで良かったじゃん(汗
あとは、元来た道を戻るだけ・・。
いやぁ、今回こそは、本当にもう駄目かと思ったよ。
和歌山県旅行の初日でバスの時間に騙されて、徒歩で帰るハメになったことはあったものの、命の危険はありませんでしたからね。
今回は完全に、命の危険がありましたから・・(汗
元来た道を戻っている筈が、気がついたら見た事も無い道に・・。
やたらとゴミが目立つけど、来るとき、あったっけ?
畑もあるぞ?
道が違う?
トラップ発見! ジャングルの中で、こんなの張ってあったら、高確率でひっかかりそう
でも、分岐の案内も看板も、無かった筈。
道なりに進んでいるだけだから、間違えるも何も無いと思うけど。
、、、足下に気をつけて進んでいたから、目線は下。
看板とかあったのかも?(汗
ここからも、また不安の中を進む。
どこに繋がっている道なんだろう?
畑やらがあるから、集落には辿り着くとは思うけど。
それに何より、命の危険は無い。
突如、視界が開け、小屋が見えて来た。
何だろう?
シークレットガーデン?
突如、現れた家・・
廃屋かとも思ったけど、洗濯物が干してあるということは、誰か住んで居るのか。
なんか、バイオハザードみたいな、雰囲気があるな・・。
ヒミツの園?!
小屋を無視して進むと、また山の中。
この小屋、ポツンと離れた所にあるけど、寂しく無いのかな?
一応、ここも須崎歩道らしいが・・ 道は間違ってない様だ
道と言えば道だけど、車は通れるんだろうか?
かなりデコボコしているし、オフロードに近い。
買い物の時しか出ないにしても、かなり不便そうなのに・・。
また山の中・・
さらにその先も、集落の影も形も(つд`) 、寂しい道が続く。
廃屋、、、完全に潰れた小屋があったかと思えば、今でも住んで居る家が出て来たり・・。
見にくいですが、捨てられて荒れた畑跡・・
ちゃんと畑が出て来た! もうすぐ集落か?
家が潰れてる!!
電気は来ている様だけど、車が通れるのかかなり謎。
通れるだろうけど、道は1車線だし軽でもギリギリ。
路面はボコボコだし、急な坂。
絶対、住むのは嫌だ!
こんな所に、民家が・・
それでも住んで居るのは、何故なんだろう?
人間嫌いの変人が、世間と関わりたく無くて、こんな離れた所に暮らしているのだろうか?
ん?私みたい?(汗
捨てられた軽・・
■庚申堂
お寺みたいなのが見えて来た
上の方に、お堂が見えて来ました。
お寺?
そういえば、最初に見た案内図に、お寺があったけど、ここかな?
説明 怖い閻魔様が!
せっかくだし、お寺だけ見て行こう。
案内図にも載っていたし、何かあるのかも知れない。
境内
お地蔵さんに、助かった事を感謝する・・
階段を上がると、狭い境内に寂れたお堂。
特に何か、あるわけでもないか・・。
ん?
後ろを振り返ると、上の方に何かある。
お墓?
お地蔵さん?
後ろには閻魔堂に観音石像
いつもなら、何か発見したら調べに行くけど、今日は遭難して疲れました。
もう、登れないよ(つд`)
上の物は見なかった事にして、このまま降りよう。
そう思ったけど、やはり気になるもの。
、、、見に行こう(汗
中断には、小さなお堂があり、中にはえんま様が鎮座。
怖いのが封印されている?
嘘付いたら、舌をひっこぬくぞ!!
階段はさらに、上へと続いている。
登るか・・。
観音像とお墓?
崖沿いに並ぶ、仏像。
とても古そうだけど、史跡だったりするのかな?
沢山並ぶ観音像
ここまで、お参りに来る人は、居るのだろうか・・
仏像は普通だけど、後ろを振り返ると、その眺めは格別。
お寺と最初に見た、漁港が見えるじゃないですか。
後ろには、港が見える 後少しで帰れるな
勿論、写真を撮るけど、お寺がアンダー、漁港がオーバー。
撮れないじゃん(;´д`)
EOS7DのCFの空き容量も、無くなって来た・・。
もう何年も、使ってますからね。
気に入った写真は残す様にしているのが、やっと満タンになりつつある。
こんな所にも、石仏がいっぱい
そんなこともあり、新しいCFを持って来ているので、新しいCFに交換。
これでまた撮りまくれる!
それでは下に降りて、帰るとするか。
帰りも、またふの犬が!! 実は、帰りの道が岩場コースだった
下に辿りつくと、最初の漁港に着きました。
やっと、戻れたよ。
仲間を発見にゃ! おじじ猫 よう、若造!って声かけられた
こっちには、仲間がいっぱい! 日向ぼっこは気持ちいいのにゃ