沼津御用邸 2016.11.16 Part2

  ■DATA

ちなみに、東海地方の団体はケチなのか、時間帯の影響なのかは分からないけど、焼き栗を買いません。

名鉄バスが入ってきても、私にとっては0台と同意・・( ̄◇ ̄;)

名鉄バスだけでなく、岐阜バスもそうだし、関東のバス、栗が名産の山梨、栃木も買うのは少ないですが。

あと長野もケチだよなあ(;´д`)

 

いよいよ入口というか門前

 

門番の小屋? あちこちにあるけど、誰一人居ない・・

 

沼津御用邸の料金は、ちょっとややこしい。

駐車場は無料ですが、入るのは有料です。

庭園だけの見学が100円、建物内も見ると400円。

庭だけでも良かったけど、どうせなら全部みたいから、400円のでいいか。

 

案内図? 色的にも、なんか見にくい・・

 

防空壕がある!

 

営業案内と料金

 

団体の人に着いて行き、チケット売り場へ向かう。

敷地が広いし、元々が天皇家が利用していた別荘みたいなもの。

観光向けに作られている訳ではないから、受付がやたらと遠かったりするのが難点かも。

 

こちらが受付

 

チケットを買おうとしたら、受付に"JAF"のステッカーを見つけました。

JAF割あるの?

 

100円引きかなと思い、JAFカードを提示しつつ料金を聞くと、260円。

そんなに下がるの?

太っ腹だなあ。

来て良かったよ( ̄ω ̄;)

 

日本人なら皇室カレンダー! 北朝鮮なら強制だろうなあ・・( ̄◇ ̄;)

 

Mapと見所 パンフより

 

入場券

 

■西付属御殿

沼津御用邸のメイン施設

 

それでは早速、その昔天皇一族が使っていたという建物へ行きます。

豪華なんだろうか?

 

皇族が使っていたとは言え、どこかの国の王様の宮殿というわけでもないし、昭和の建物なので立派な田舎の建物といった風情。

特別、豪華で派手ではないというのが、日本らしいと言えば日本らしいですね。

 

玄関で靴を脱ぎ、靴はビニール袋に入れて持ち歩く。

手荷物が増えて、邪魔だなあ。

写真撮るのに夢中になって、置き忘れない様にしないと。

 

中の様子 赤い絨毯が敷かれている

 

建物が入り組んで建っていて、その間には中庭の様なスペースが ここは猫のトイレ?

 

赤い絨毯が敷かれた順路を、団体さんと一緒に進む。

進むというか、流される感じで、写真が撮れません。

どこかで、やりすごさないと(汗

 

増改築を繰り返した影響で、とても入り組んだ構造に・・ 建築は計画的に!

 

順路順に、色んな部屋を見て行く感じで、基本的に説明は無し。

部屋を撮りたいのに、無関係の展示物が塞いでいて撮れなかったり・・。

当然だけど、部屋の中は立ち入り禁止なので、通路から撮るしかありません。

 

倉庫? こんなに狭い?

 

ケースが付いた何か いたるところにある 自爆スイッチ?!(;´д`) 取り付け具なのかスイッチなのかも分からない・・

 

オシャレなデザインの照明器具 色もタングステン色で落ち着く

 

天皇一家が過ごすだけで無く、警備は勿論、お世話する係をする人達も沢山居る訳で、それらの人の部屋もある。

やたらと広い!

何人ぐらい、居たのだろう?

 

広い2部屋 左が警衛内舎人 右が女官応室

 

当時使われていた扇風機とストーブ ストーブはどういう仕組み?

 

この部屋と無関係な皇室記念切符 当然ながら関東の物ばかり・・

 

部屋の中には、調度品も備品も無いので、部屋の名前が書かれていてもピンと来ない。

だだっ広いだけで何も無い部屋ばかりで、ちょっと物足りません。

何も無い部屋で、御付きの人が立ったまま待機してたわけじゃないだろうし・・。

 

前室 これまた部屋と呼べない狭い部屋 何に使っていたのだろう?

 

かと思えば、広い物置部屋

 

昭和44年頃までは、使われてたそうだから、昭和40年代の日本を知る資料館にもなったかもしれませんね。

勿論、庶民の暮らしでは無く、"皇族水準の暮らし"であって、一般とはかなり違っていたのかも知れないけど。

それでも物があれば、当時を知る人ならより愉しめるでしょうね。

懐かしいとか、これは高級品だとか。

 

この建物の窓というか、ガラスが変わっていて、団体さんが口々に凄いね〜と言ってました。

何が凄い?

 

普通の窓ガラスと違って、凸凹したガラスです。

触った感じ、薄くて丈夫そうでは無いな・・。

機械で作った普通のガラスではなくて、手作り感があるけど、1枚1枚手作りのガラス?

初めて見るな。

 

特徴のある窓ガラス 外がスッキリと見えず、薄いが凸凹としている 実はドイツ製の手作り!

 

中庭が見えるけど、敷地が広い分、中庭が広いというよりも多い。

小さい子供だったら、遊ぶ所がいっぱいで楽しかっただろうな。

皇族だと、子供と言っても自由に遊べそうにないかもしれないけど・・。

怪我したら、一大事で責任問題に、なっちゃうだろうし(;´д`)

 

数少ない展示物の1つ、自転車が展示されていました。

昭和天皇が、学生時代に乗り回していた自転車。

三輪車?

コケたら大変だから、大きくなっても補助輪付きだったのかな?(汗

 

料理担当者の部屋 何故か自転車が・・

 

昭和天皇が乗り回していた自転車のレプリカ

 

自転車でこれなら、バイクなんて絶対に無理でしょうね。

"倒れる"乗り物だし、骨折も当たり前かも。

天皇がツーリングに行くとなったら、白バイやら警護のグループツーリングになるな( ̄ω ̄;)

もし路面が荒れてて、倒れる様な事態になったら、その道路の責任者の首が文字通り飛ぶな。

長野県と岐阜の県境、道の駅 賤母の国道管理者、お前の事だ!!(`Д´#)

死刑!!

 

当時の写真も

 

個人的に、一番興味を持ったのは調理室。

私も飲食関係者ですからね、一応(汗

 

かなり広い調理室

 

広い部屋にテーブル、流し台が残されています。

団体のおじいさんも覗いてきて、感心してました。

私が見ると、ああ、そうなんだ程度だけど、やはり当時を知る人が見ると違うみたい。

流石、"皇族仕様"といったところでしょうか。

 

炊飯器?

 

今では見ない調度品もあったけど、おじいさんの話だと冷蔵庫じゃないのか?とのこと。

今の冷蔵庫と全く違う!!

電気冷蔵庫じゃない!

 

昔の冷蔵庫 冷気をできるだけ保つため、留め具がやたらと多く目立つ

 

氷を入れて、庫内を冷やすタイプの原始的な冷蔵庫。

町に"氷屋さん"があちこちに、あったんでしょうね、その当時は。

今は"氷屋さん"といったら、かき氷屋さんが仕入れるだけの業者専門の業者でしょうが。

 

近くで触ってみたいけど、入れないからここからしか撮れない・・

 

よくある、当時作っていた料理などのサンプルは無し。

毎日が御馳走だったのは、間違いないでしょうが・・。

皇族って、カップ麺、食べた事あるのかな?

食べたいと言っても、回りの者からあんな下賎で体の悪いものを食べるなんていけません!と即却下か?

私は毎日、食べてるけど(;´д`)

 

近くにある主厨と呼ばれる、料理人の部屋

 

まあ、天皇の場合、任期中に無くなると"時代"が変わってしまう。

変な物を食べさせて、早死にさせる訳にはいきませんからね・・。

 

内玄関 出入りの職人、中の人等の一般人用玄関

 

ようやく、説明が出て来ましたよ!

部屋の中が暗いから、読みにくい、撮りにくいけど(汗

 

御用邸の暮らし 市販の牛乳は飲まずに、牛から直接!! 経費節約? 何それ?(;´д`)

 

調度品が無いのは、なんと当時から!

皇族が御用邸を利用する度に、調度品を持って来るらしく、何も無いのがデフォルト。

 

料理について少しだけ・・

 

調度品の費用は節約できるけど、毎回、毎回、運ぶ方は大変だろうな・・。

ぶつけたり運送中の破損リスクもあるし・・。

御用邸を使う頻度が分からないけど、トータルで考えれば、その建物ごとに買って用意した方が合理的だ・・。

天皇自身は何もしなくてもいいかもしれないけど、準備したりする回りの者は大変過ぎる(汗

 

この台に載せられて料理が運ばれて来た!

 

一般家庭とは違い、皇族ならではの暮らしの一端が書いてある。

玄関が違うのは当たり前だし、火気関係が全く違う。

そりゃ、火事になったら大胡とだ(;´д`)

 

天皇の料理番! 日本一のコックさん? 専門は和食?

 

そのためにお湯を沸かす為の建物が外に有り、そこからお湯を運んで来る。

万一、燃えたとしてもそこだけで済むし、延焼するのに時間がかかるから、その間に避難する事もできるしね。

 

外に有る湯沸所 ここから厨房、お風呂までお湯を運んだ! お風呂のお湯の量はハンパじゃないだろうに・・

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