長崎旅行 4日目 吉野ケ里遺跡〜武雄温泉 2013.4.8 Part7

  ■DATA

■北内郭

ようやく戻って来た!

 

この北内郭は、この時代に政治の重要な役割を担っていた、神事に関係した集落です。

今から思えば、そんなバカなってなるでしょうが( ̄∇ ̄|||)

 

ここにだけ全体の詳しい説明図が それほど重要なエリアってことか

 

大事な事を決める時は、巫女さんに神のお告げを聞いてもらい、それで決める。

なんともいい加減な・・。

 

王の宮殿!というわりには、豪華さは無いけどね( ̄∇ ̄|||)

 

今でも農作物の収穫は重要ですが、この当時は凶作になろう物なら、餓死続出。

かなり重要だったでしょうね。

豊作の願いとか、そんな生易しいものではなく、いつ植えたらいいのかまでを、祈祷などに頼っていた。

まさに"神頼み"

 

見た目は高床式倉庫だけど、これも神殿

 

ここにも物見櫓が有るけど、神事の多い北内郭だけあって、宗教的な意味合いも含んでいるというのは、面白いかもしれませんね。

 

物見櫓は、どの集落の定番だね( ̄∇ ̄|||)

 

この物見櫓も、上に上がる事が出来、北内郭を見渡す事が出来る。

こうして記事を書くために、全体図を撮りたい時には便利ですね( ̄∇ ̄|||)

 

また登らねば・・(汗

 

北内郭の眺め

 

特別な住宅を意味する、高床式住居。

一般の人達は、竪穴式の地べたに暮らしていたのに、倉庫と同じく地上から離れ、より特別な意味を持ってたんでしょうね。

 

ある意味、王並みの特別の存在だった司祭

 

身分の違いも有るだろうけど、洪水などが発生しても、高床式なら大丈夫。

神事の道具とともに、神のお告げを聞ける巫女さん達関係者を、守るのは当然か。

洪水が起こった場合、竪穴式では完全に終わりですもんね(汗

 

お前らの家とは違うんだぞ〜!

 

内部もご覧の通り 王の家よりすごいじゃん!

 

小物も少し置いてある

 

巫女さん等の司祭者の世話をする人達の扱いは、酷いというか、庶民がやっているから、庶民なりの普通の竪穴式住居。

こちらは、犠牲になっても"替え"がきくからでしょうね・・(汗

 

いくら神に仕える人に仕えていても、人は人・・

 

高床式倉庫に見えるけど、こちらも神事などに関連した建物。

道具があるだけでなく、ここで身を清めたそうです。

 

こちらも重要だから、高床式

 

いよいよ北内郭メインの建物の主祭殿。

ここで、神のお告げを聞いたり、していたんですよ!

 

ひときわ大きく、中心的な建物

 

王、大人、そして最高司祭者が集まった、最も重要な建物 戦いの時は、ここに籠るのか?

 

ひときわ大きな建物で、まさに北内郭の中心って感じ。

勿論中に入れる様になっていて、中には多数の人形、説明するムービーまであるという力の入れよう。

他の所は、かなり簡素だったのに( ̄∇ ̄|||)

 

こんな展示物も

 

人形は、王が大事な会議をしている所を、再現している。

これは大事だから、撮っておかないと。

 

カラフルな会議だね( ̄∇ ̄|||)

 

ムービーも録画したかったのですが、ここを掃除していた係員さんに捕まってしまいました。

あーもー( ̄∇ ̄|||)

 

この人形が来ている、当時の服に着いて聞かせてもらいました。

身分ごとなのか、役職ごとに色別になっているけど、この当時に染色の技術ができてて、染料、色の着いた布が出土したらしいです。

 

最上階は、巫女さんがお告げを・・ すごい格好してるな・・

 

ただし、服のデザインだけは推測。

2000年も経ってしまえば、残っていたとしても切れ端とかの残骸だけ。

余程運良く、特別な状況にでもならない限り、原形をとどめて残らないでしょうからね。

文字、イラストなどの後世に残す様な文化も、無いでしょうし。

 

どうして"神がかり"の状態になったのか、解明されているのだろうか?

 

ちなみに、すごい偶然が起こりました。

もう一人の観光客のおじさんも捕まっていたのですが、この方は岐阜から見えたそうです。

こんな九州で、同郷の方と会うとは!

みんなビックリ( ̄∇ ̄|||)

 

係員さんは、私と一緒に、その方が来てるのかと思ったそうです。

普通に考えてツアーでもないし、そんな遠くの県の人が重なる訳ないですからね。

ちなみに、私は車で来てますが、その方は俗にいうLCC、格安航空。

いくら安いたって、それなりにしますよね?

 

■展示室

ようやく最後 ラストスパート!

 

これで全て回ったと思うけど、まだあるんですよね。

地図を見ると"展示室"と書かれた物がある。

何の展示なんだろう?

なんとか時間はあるし、出口ゲート方向だから見に行こう。

 

展示室のパンフもある

 

こちらも入館無料で、撮影もOK。

どんどん撮っていいそうなので、撮りまくります。

 

館内の様子 建物程の展示物は無い

 

とはいえ、ここまで十分過ぎる程いっぱい撮って来たし、掲載するには限りが有る。

それに何より時間が無いので、大急ぎで回ります。

 

いっぱい出土する土器

 

展示内容は、他の場所の説明と重なる部分も有るので、割愛というか端折ってます。

急げ〜!!

 

こちらにも、どっさりと 形は色々だけど、色も模様も無いのが特徴か

 

土器の復元方法の紹介

 

土器やら、瓶棺がいっぱい。

本物なのかなと、恐る恐る見てたけど、こちらはレプリカ。

ちょっと安心( ̄∇ ̄|||)

 

レプリカと言えど、かなりリアル

 

大人用と、子供用ってこんなにも違うの?

 

レプリカとはいえ、遺体も再現、、、骨ですが。

遺体の中でも復元に選ばれたのが、あの首の無い遺体。

やはり、インパクトが有りますからね。

 

見分け付かないよ(汗 ちなみに瓶棺は本物

 

北墳丘墓で発掘された、宝物もいくつか展示。

勿論、こちらも全てレプリカですけどね。

 

こんな感じに、ジャラジャラと付けていた ワシが王様じゃ!

 

カッコいい剣も

 

あとは、大まかな弥生時代の流れでしょうか。

人が集まって、集団が出来てムラができる。

やがては、ムラ同士のいさかいが起こり、ムラがくっついてクニとなっていく・・。

 

紀元前の話か・・

 

ヒトは動物と違うというけど、話し合いで物事を解決せずに、争いで解決する。

動物と何ら変わり有りませんよね。

それが、2000年経った今でもやっているんだから、進化の無い動物だよ(-_-メ)

 

永遠に幸せになる事の無い動物 それが人間

 

お腹に10本の矢って・・(>_<)

 

またも首無しだけど、別の遺跡からも?!Σ( ̄□ ̄;)

 

首無しに拘るね でも本人からしたら、俺の首がどこいったか拘ってくれよ!(`Д´#)

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