長崎旅行 7日目後日談 出津救助院(マカロニ工場) 2013.4.17 Part5
■DATA
PS 4月17日に改めて、マカロニ工場に行って来ました
道の駅 外海で念願の?バイキングをし、昼過ぎからマカロニ工場に向かったのですが、昨夜の嵐で倒木が発生し、駐車場に入れない
というトラブルがありました。
これがバイキング! 私がオーダーした時は、まだ準備中だった(汗
私の好物のひじき! 殆ど独り占めした( ̄∇ ̄|||)
海藻サラダも好きだけど、うーんこれは特にね( ̄∇ ̄|||)
まず1回目 サラダばかり?!
ごはん持って来るの忘れてた! なぜかちらし寿司のみ? 後で普通のごはんも発見
ドロ様そーめん!
グラタン! 皮が好きだから、皮のみもらってきた( ̄∇ ̄|||)
ゆで卵じゃないのか・・
2回目・・
これがドロ様そーめん
頑張って3回目・・
お酒も有りますが・・
お酒は別料金
車を下に停め、徒歩でマカロニ工場へ。
当然、有料施設で300円取られました。
昨夜、台風並みの強風だったから・・ その被害が(汗
こんなに倒れたの?!Σ( ̄□ ̄;)
普通に回ろうとしたのですが、ガイドさんが着いて来てくれて、各施設を順番に解説してくれて面白かったです。
しかし、撮影禁止なんですね( ̄∇ ̄|||)
テレビ局が、私の取材に来てたよ! すっかり私も有名猫にゃ!
写真を撮って無いと、沢山話を聞かせてもらっても、思い出せない、忘れてしまうのが悲しい所。
各施設内の、1つ1つの物に色々なエピソードが有るから、写真が無いと説明しずらいし思い出せないのが、もったいないです・・。
パンフレットより・・ 薬局は入れないし、製粉工場は写真と違う・・
先日のド・ロ資料館、後日行くバスチャン屋敷跡を観光した時に疑問に思った事等をガイドさんに聞いてみたりして、謎が解けたりも
ありました。
関連した観光地をまわると、こういう楽しさが有りますよね。
パンフより
チケット オープン三日目で42人目か・・ 駐車場の整備と撮影OKにしないと
ただのリニューアル工事かと思ったら、6年前に台風の被害を受けて、かなりの被害が出てたとか。
それに伴い、5年間の復旧工事、1年間の内装の工事を終えて、オープンできたというわけ。
それじゃあ、こうして見れるって事は、運がいいのか?
6年ぶりの公開ですからね。
この施設は3つの施設が集まっていて、授産場、マカロニ工場、製粉工場があり、授産場から案内してもらいました。
後からこっそりと全体だけ・・( ̄∇ ̄|||)
授産場と言うと、障害者が働く場所の様なイメージが有るけど、ここはそれとは別の所。
私が想像した通り、この辺りの人達が働いていた所です。
今でこそ、国道も通って普通の町ですが、当時はかなり不便な土地だったみたいですね。
俗にいう、陸の孤島。
あまりにも不便だから、隠れキリシタンが隠れても、幕府の追っ手も探しに来ないぐらい。
だから、バスチャン等が隠れ住んだ。
*バスチャンの隠れ家に後日、観光に行きました
特に産業も無く、困っている村人を見たド・ロ神父が、村の窮状を見かねて、マカロニの作り方を教えたり、農作物を作ったり、
収入を得て生活できる様に、尽力されたそうです。
さらに、それにとどまらず、県道工事にも力を入れ、工事をするための道具を設計したり
工事をする人達が食べられる様に、安く食べ物を売ってあげたりとかまでサポートしたそうです。
医療に関しても、当時は出産時の死亡率が高かったので、助産婦などの教育に力を入れたり、 ド・ロ神父自身も、医療の知識が有ったので、
治療をしたり薬を作ったりと尽力したそうです。
これらの話で、ド・ロ資料館の展示物が、ようやく意味が分かりましたね。
なるほどねと。
ちなみに、あの資料館とここは別料金。
てっきり一緒だと、思ってたんですけどね( ̄∇ ̄|||)
その理由は、管轄が違うから。
文化財の指定が、国と県で分かれているため、別々に・・。
お役所仕事ってやつだね(-_-メ)
建物の中は広くなっていて、床には食料を入れていた倉庫がある。
昔は冷蔵庫とか、保存するための設備がなかったから、そうしてたんでしょう。
建物は一度解体されて、耐震補強を含めた工事をされて、生き返ってます。
無粋だけど、黒い鉄筋の柱があちこちに・・。
でも、それのおかげで、災害の被害はある程度、抑えれるんでしょうね。
驚く事に、国の管轄だからなのか、ここの事を解説してくれる端末が設置されている!
ハイテクだ!Σ( ̄□ ̄;)
こういうのが2台も!
ガイドさんと分かれてから、撮影できない分、全部見ていたのですが、間違いを発見( ̄∇ ̄|||)
年が100年違っている・・。
シスターに教えてあげたので、後日、修正されるかもしれませんね。
私が発見したんですよ!(^^ゞ
他には、ド・ロそうめんを干した所とか、ここ特産の芋を使ったまんじゅうだかがあって、それを作る道具もドロ神父が考案。
サツマイモを入れて動かすだけで、粉にできるんだったかな。
数々の道具の設計までできる、ド・ロ神父ですが、元々は貴族の御曹司。
どうして御曹司が、そうなったかと言うと、フランス革命の影響だとか。
それまでは、貴族であったなら一生安泰だったけど、革命が起きてその安泰も危うくなった。
そこで、ド・ロ神父のお父さんが、これからは技術を何か身につけなさい、ということで医学やら、建築学やら勉強して身につけたんだそうです。
やろうと思ったって、身に付くがどうかは別。
かなりの頭がいい人だったんでしょうね・・。
色々な物を作っていた小部屋を案内してもらい、2Fへ上がる。
2Fは教会の礼拝堂みたいになってて、当時は、ここで寝泊まりしてたそうです。
ここから上に登った所に、新しい宿舎ができるまで、使われてたみたい。
2Fの様子
この辺りの人達は、みんなキリシタン。
キリシタンだけが、ここで働かせてもらえたのかと思って聞いたら、みんな普通にキリシタンなのでと言われました。
多分、ド・ロ神父は、キリスト教関係なく、この辺りの人からしたらド・ロ様々なんでしょう。
だから、スムーズにキリスト教に入っていったんでしょうね。
次の建物は、製粉工場。
ここは、特に説明も無く、今後はここで食事が出来る様に、するんですよと教えてもらいました。
レストランみたいに、するんだって。
食べてみたかったなあ・・。
調理は、どこでするんだろう?
最後は、いよいよマカロニ工場!
工場という割に、2部屋しか無い狭い所でした。
特に展示物も無いし・・。
道具も何も無し・・ "撮影禁止"の意味って、これだったのでは・・(汗
そこでガイドさんに、色々と聞いてみました。
マカロニは日本初だったのですが、地元の人は食べず、ここから船で長崎まで運び、長崎の外人に売ってたそうです。
勿体ない話ですね。
食べれば良かったのに。
これでガイドさんの話は終わり、普通だったら帰るところでしょうが、300円払って写真も撮れずに帰るのは、勿体ない。
授産場に戻って、端末を全部見る!
歴史的背景から、ド・ロ神父の事は勿論、関係者、施設紹介やら、関係してそうな事は全部、載ってました。
写真撮りたかったなあ(>_<)
熱心に見ていると、シスターから声をかけられました。
これだけ、熱心に見て行く猫が、珍しかったんでしょうね。
平日だけど、他の観光客の人も来てたけど、ガイドさんの説明を聞くだけで、すんなりと帰って行きましたから。
他の教会、ド・ロ資料館に行ったりしてたおかげで、ある程度の予備知識ができてたおかげでシスターとも、話が色々とできて楽しかったです。
猫発見! ドロ猫? これが本当の泥棒猫( ̄∇ ̄|||)
たまたま発見した、現在のそうめん工場
工場見学も可能らしい
帰ってから、アイスクリームを食べた!