長崎旅行 8日目 平和公園〜原爆資料館 2013.4.12 Part4

  ■DATA

普通なら、そんな重要な作戦の事を、敵国に言うのはおかしな事だけど、この状況では日本がそれを知った所で、もはや止めるだけの戦力は無い。

原爆の投下を告知しても良かったはず。

 

悪の大統領トルーマン 今の大統領はどう思うのか?

 

この二日後に、何が起こるか知らず生活していたんだろうな・・

 

人道的に、責められるかも知れないので、アメリカは建前的に原爆投下の告知をビラでまいた様だけど、実際にまいたのは原爆投下後・・。

後にまいたって、人々を救う意味は無い・・。

アメリカを正当化するためだけに、まいただけだ。

 

とうとう長崎に・・

 

これが長崎に落とされた原爆、ファットマン

 

この事実にアメリカは、何と答えるのか? 全国にバラまかれてると、"ここに落ちる"信憑性が無い・・

 

ビラの内容か

 

アメリカの偽装ビラ

 

さらに実験目的の証拠として、計測用の機器も投下 非人道的行為だ(-_-メ)

 

爆発の瞬間を知った、グアムでは米軍はやったと思ったのか?

 

実際に、長崎に投下された原爆、"ファットマン"の実物大模型がありました。

沢山の命を奪ったものとしては、小さく感じますね。

 

この程度の大きさで、あれだけの被害を出す

 

TNT火薬にしても、4トントラックの例えにしても、大き過ぎてよくわからない(汗

 

ここから原爆によって、もたらされた被害を細かくみていきます。

まず最初は、熱線が襲う・・。

 

被爆後へ・・

 

まずは熱線が襲う

 

その温度たるや、爆心地で3、4000度!

1km離れても、1800度という高温。

人間はおろか、建物等の構造物ですら、元の形を保てる訳が無い。

 

"即死"以上のものがあったろうね・・

 

その超高温を受けた瓦等の跡が、展示されていました。

表面が溶けて、泡立っている。

実際にそれが触れる様にも、展示されていましたよ。

 

見にくいけど、瓦の表面にポツポツが

 

原爆を作った科学者達は、人間なのか?

 

人の被害 こちらは離れていた所でしょうね 爆心地近くでは人は炭化したというから・・

 

TV等で見た事のある、"影"も紹介されてました。

あまりにも高い温度が照射されたために、影になった場所がそのまま残った所。

原爆が落ちた瞬間が残された・・。

 

被爆の影・・

 

爆心地から2kmの民家 物干竿の跡がくっきりと

 

コンクリートや瓦等は、まだ原型を保っていますが、もっと熱線の恐ろしさが分かるのが瓶やガラス。

普通で考えれば、日常生活でこれらが"溶ける"なんて事は想像すらできません。

どこかの工場とかでならともかく。

 

半径2kmが生死の境か・・

 

その工場で起こる事が、長崎の町の中で起こった。

溶けて原型をとどめずに、原爆の恐ろしさを新しい形にした・・。

この溶けてしまった瓶も、触る事が出来ます。

 

この辺りは、表面だけの変化で済んでいるけど・・

 

プラスチックが溶けたかのような瓶

 

色的にラムネだったのだろうか?

 

他にも、熱線を受けて変形した物が、多数展示されていました。

酷いですよね。

 

くっついちゃって、美術的作品と化している・・

 

犠牲者を増やした要因のひとつ、二次被害の火災も紹介。

熱線、爆風から助かった人達も、火災で犠牲になった。

 

消防インフラも破壊されているから、一度着いた火は消せれない・・

 

これだけ大規模で、強力な威力のある兵器を使われると、消防施設のインフラも破壊され消火活動はできなくなる。

燃え放題で、人がいる事が分かっていても、救う事は出来ない・・。

 

黒こげの死体があちこちに・・

 

犠牲者の遺品も紹介。

こういったものが、より衝撃を受けてしまいますね。

 

女の子のお弁当・・ 食べる事無く・・

 

焼けて廃墟となった街の写真。

コンクリート、鉄筋の建物ですら強い爆風で倒され、高温の熱風で鉄骨も溶ける・・。

何も残っていない街。

 

散乱する人骨・・ もはや誰だか分からない・・

 

消火というより、燃える物が無くなって収まった感じか?

 

ここまでは、物の被害でしたが、ここからは人的被害を紹介します。

瓶、ガラスが溶ける高温に、人間がさらされたら・・。

 

想像もできないね・・

 

爆心地1km以内の写真がいくつか、展示されていました。

1km離れていても、1800度の高温・・。

それが1km未満であったなら・・。

 

破片みたいなのは、頭蓋骨? ヘルメットから"鍋"と化したのか・・

 

死ぬにしても、普通の死に方をするわけじゃない。

"黒こげ"とは言うけど、実際にそうなった遺体を写真で見ると、言葉にもできませんよ。

当時は、これが写真では無く、実際に長崎の街で至る所で、見られた訳で・・。

 

・・・

 

火災が収まってから、助かった家族や人達が、家族を捜しに出かけ、こんな姿になった家族を見つけたら・・。

 

一瞬だったとはいえ、苦しかったのが分かる・・

 

まだ区別がついて、家族だと分かり、遺骨だけでも拾えるならいいですが、誰だか分からずに引き取り手も無く、無縁仏にされてしまう人達も

相当数あったんじゃないでしょうか?

今と違ってDNA鑑定も無いし、あったとしても大多数の犠牲者が出て、何もかもが破壊され混乱した中で、一人一人の鑑定ができるわけもない。

 

映画やゲームのものではない "現実"にあったことだ・・

 

容赦なく熱線は襲う・・

 

防火壁だけ残ったって・・

 

こんな状態で7万人もの人が亡くなったのか・・

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