長崎旅行 12日目 浦上天主堂〜大浦天主堂 2013.4.18 Part2
■DATA
■彷徨う
これで浦上天主堂は、終わったから、これからどうするかだな。
このまま大浦天主堂に行くと、かなり時間が余る。
それなら、この先にある原爆関連の施設を見に行くか。
案内には、この通りをまっすぐ400mぐらい行けば、あると出ていたので。
佐世保バーガーの店でもないかなと、キョロキョロしながら進む。
残念ながら、佐世保バーガーの店は無いけど、キリスト教関連の店、施設はいっぱいありますね。
流石、キリシタンの町。
普通のお店に見えますが・・
宗教じみた物が・・
こういうのを見ると、白けてしまう・・ 信仰って何?
目的地が見えて来ないけど、まだなのかな?
いい加減、辿り着くか、案内とか出て来てもいいんだけど・・。
古そうなお風呂 いっぱいお風呂があるらしい
長崎の猫!
いくら進んでも、何も出て来ない。
、、、諦めて帰るか(汗
保育園 キリスト教系ってことか
ピカチュウのポスター欲しい!
戻るついでに、iPhoneで現在地を調べてみる。
、、、かなり行き過ぎている(汗
でも、ここからでも目的地に行けなくは無い。
再挑戦だ!
■永井隆記念館
観光タクシーが邪魔な所に・・
ようやく辿り着きましたよ、永井隆記念館。
原爆資料館を見学してた時に知った、記念館です。
永井博士は白血病を患い、被爆されたにも関わらず、長崎の人達を助けた偉い人。
奥さんを原爆で亡くし、自身もあと3年の命と診断され、寝たきりになっても原爆に関する本を執筆したりしたとか。
ここにも、修学旅行生が来てますよ。
驚く事に、観光タクシーで!
どんだけ贅沢なんだ?!
あれって、軽く5万円とか、そんなもんじゃない?
4人乗れば、12500円程度になるとしても、やはり高額。
少子化の賜物か。
入場料は、たったの100円。
しかも館内撮影OKと、かなり良心的。
さすが、人々のために尽力された方の記念館だけありますね。
浦上天主堂は、恥を知れ!!(`Д´#)
営業案内
教会にも、貼って欲しいね!
ちなみに、修学旅行生だと無料。
おいおい、観光タクシー使う程、お金持ってるんだから500円とか取れよ・・。
私が学生の頃ならともかく。
パンフレットだけど、サイズが普通じゃないので、切れてしまう・・(汗
永井隆記念館の変遷が書かれている
入場券
お金を払う時に、修学旅行ですかと受付の方に聞かれました。
中学生に、間違われてしまったよ( ̄∇ ̄|||)
いや、引率の先生?(^^ゞ
開館に当たって・・
館内は、1フロアでそんなに広く無く、四方を囲む様にコーナー分けされていて、
写真やら展示されてました。
これで、ほぼ全体 そんなに広くは無い
これ、どっちから見て回るんだろうか?
入口付近からなのが、普通なのか?(汗
中央付近には壁変わりに年表が
子供が生まれ、戦争に・・
被爆、そして・・
死後にも年表が続くとは中々無いね
博士がもらった勲章等
日中戦争で、中国からもらった感謝状!
まず最初に感動というか、共感したのが博士からのメッセージ。
キリスト教の教えなのでしょうか?
博士からのメッセージ 世界に向けて4カ国語で記載
言語が多いので、字が小さくなって、ちょっと読みにくいですが・・
愛に満ちあふれた、メッセージ。
この通りに、生きられたら幸せそうだし、私も同感だと思う。
戦争好きのアメリカ人が見たら、何て思うのだろう?
しかし現実を考えると、そういった人のいい心を悪用して、騙す輩も少なく無い。
理想やきれいごとだけでは、世の中生きて行けない。
永井博士の直筆の文章、イラストがいくつか展示。
病床で書かれた物なんでしょうか。
何でもできる人だったんだろうなあ
日本だけでなく、海外向けにも出版されていて、海外からも評価されているそうです。
また日中戦争時に、軍医として出征していた時にナイチンゲールの様に、敵味方関係なく手当てし敵国からも、感謝状をもらったそうです。
そういった経緯もあって、国内に留まらず、海外からの評価もあったのでしょうか。
世界に出版された本
紙芝居があるけど、声は自分で出す?!
記念館の隣に如己堂という、庵みたいなのがあるけど、寝たきりになってからは、そこで執筆活動をしていました。
その時の様子も、展示されています。
如己堂での著作活動
病床の様子
子供のための図書館を作った時の"おきて" 足汚れてないにゃ! 犬は確かにうるさい( ̄m ̄*)
親子の写真が多い
奥さんは原爆で亡くなってしまったけど、幸いに疎開させていた二人の子供は助かった。
その子供との写真が、多く有ったのが印象的でした。
お父さんの面倒をみる子供達
この状態で描いていた・・
寝たきりになっても尚、研究と執筆活動を
愛用の道具達
残された道具・・