熊野大社 2012.7.25 Part3

DATA

■荒廃した台地

何かがおかしい村・・

 

入り組んだ道を通って、再び県道43を走る。

町中を抜けて、段々山の方に行くけど、風景がなんかおかしい。

 

川沿いの道だけど、やたらと河原が茶色い。

一部だけでなく、それが延々と続く。

 

しかもあちこちで、重機が工事をしているし。

まるで、災害でもあった様だ。

 

昨年の台風の復旧工事が未だに続く・・

 

交互通行になってたりして、工事看板を見ると、台風被害の復旧工事と書かれている。

台風?

最近、そんな被害の大きかった台風って、あったっけ?

 

川には岩がゴロゴロ・・ 土砂が川を塞き止めて、大きな洪水を引き起こしたのかな?

 

今年の台風ではなく、昨年の9月に発生した、台風12号の被害だとか。

もうすぐ1年になるのに、未だに復旧していないなんて、どれだけの被害だったんだろう?

所々に、流されてしまったのか、土台だけになった所もある。

 

住宅を見る限りは、そんな感じはしないけど、崖側、河原を見ると傷跡を感じますね。

こりゃすごい。

 

災害後を見ながら進むと、大門坂の碑があったので、寄って見る。

ここが熊野古道というか、大社への入口?

まるで、ねこちゃ村の田舎道みたいな感じ。

ここから大社まで、まだ距離も有るし、とても歩いては行けないだろう。

写真だけとって、さらに進む。

 

大門坂の入口 思ったより狭い道だ

 

熊野古道の碑

 

のどかな風景 どこにでもある田舎の風景

 

しかし、視線を少し変えると・・

 

ドライブインみたいな物を発見。

温泉もあって、この時間の割には、車がいっぱい停まってました。

ここに停めれば、無料なのかな?

でも、ここから大社まで歩くのも大変そうだから、さらに進む。

 

あちこちで工事が続く・・

 

崩れまくった河原を見つつ、山の中へ。

ここからは山道か。

この上に、駐車場はあるのか?

有料駐車場のみなのか?

不安が募る。

 

■熊野那智大社 駐車場

一般車停めるな!を無視して駐車?! 文句あっか?!Σ( ̄□ ̄;)

 

登っていくと、大きな滝が見えた!

あれが那智滝か。

ここから見ただけでも、大きな滝だと分かる。

これは楽しみだ。

 

駐車場は、いっぱい有る様ですが、滝が見たいので滝側の駐車場に決定。

お土産屋さんが連なり、そこにある駐車場。

バイクが手前に止まっていたけど、"従業員用 一般のは停めるな!"と書いてあったので

車に続いて、駐車場に入っていく。

勿論、有料で500円。

仕方ないか(>_<)

 

停めようとすると、係員さんが来て、猫の方は駄目だという・・。

猫の方は、あっちに停めてくれだって。

仕方なく一度出て、さっきのバイクの隣に停める事に。

なんだ、従業員用じゃないの?

紛らわしい・・(-_-メ)

 

ここの店の人は、競馬好き?!

 

バイクは無料かと思ったら、ちゃんと料金取られます。

料金は200円。

この程度なら、まあいいか。

チケットを貰うと、ここのお店で使うと割引があるよと教えてもらいました。

いくらのものが、どれだけ安くなるんだろう?

 

バイクは200円 ちなみに帰りに撮影

 

■絶景! 那智の滝

感動する事受け合い! 木々の間から滝の全景が見えると、おおっ〜っと言ってしまう

 

観光客が、結構居ますね。

夏休みだけに、子供連れが多く目立つし、大学生の集団も目につく。

やだなあ・・。

 

パワースポットらしいけど、逆に吸い取られた様な・・

 

まずは滝の方に行く。

こっちにも大きな鳥居があって、まるで神社。

ある意味、大社かと思ってしまうし、紛らわしいと言えば紛らわしいか(汗

 

滝入口

 

こちらも工事中・・ トラックがあんなに小さい・・

 

世界遺産の碑やらが、あちこちにある

 

この滝も、世界遺産の一つなんだとか。

落差が133mもあって、日本一?らしいです。

本当に、日本一?

なんか怪しい・・。

 

解説

 

調べてみたけど、この滝は日本一でもない、"ただの滝"。

嘘つき!

ちなみに、本物の日本一落差のある滝は、富山県の称名滝、落差は350m!!

ただし、四段あるそうなので、微妙ですが( ̄∇ ̄|||)

 

謎の石碑も

 

それはさておき、この一段で133mある滝は、間違いなく大迫力の滝です。

私が今まで見て来た滝の中でも、1番じゃないかな?

日本一は大げさだけど、猫一の名誉を授けてあげよう。

 

滝を目指して、下り階段を降りていく。

周りを見ると、苔が多かったりして、風情が有る。

これが熊野古道?

関係ないのかも知れないけど。

 

これが熊野古道? 道の部分じゃないけど、それらしい跡が

 

石垣らしき岩が並ぶ・・

 

下に到着すると、滝の前に社務所があって、お守りとか色々と商売をしてました。

こんなところまで、物を売りに来ているのか・・。

 

ただいの岩ではなく、ご神体?

 

この辺りも台風の被害に遭った様で、下の方では復旧工事をしていたり、滝の袂では

崩れたと思われる岩がいっぱい、転がってました。

これはこれで、迫力が有る。

 

災害復旧工事の案内も・・

 

滝を撮りたいけど、次から次へ人が来て、中々撮れません。

邪魔だなあ・・。

定番の、滝をバックにした記念写真を、撮ってますよ。

 

大迫力の那智の滝!

 

待っている時間が勿体ないので、先に周りの物を撮る。

色々とありますね。

 

巨大おみくじ!! 人間用?

 

こちらは小さい、猫用のおみくじ

 

時間を潰しても、次から次へと人が来るので、滝が撮れない!

いい加減にせい!

これだから夏休みは、嫌ですね。

観光できない・・。

 

意外と安い護摩木

 

結局、撮った物の正面から撮れず、ちょっとおかしな角度に・・。

あ〜(>_<)

 

涼しげな水煙

 

泣いていると、売店横に滝の方に行ける入口を発見。

なんだ、ここから進んで、滝を撮れる所に行けるのか。

当然ながら、有料で200円。

セコいなあ・・(-_-メ)

 

滝近くに行く入口

 

普段なら、諦める所ですが、今日はこんな遠い所まで、わざわざやって来た。

何よりも、落差の景観がとても良く、もっと良く撮りたいという欲求がある。

お金を払って、奥に進む事にしましたよ。

ここから有料なら、貧乏人どもは入って来ない。

ゆっくり写真が、撮れるかな?

 

再び解説

 

ところが、普通に入って来ますね。

親子連れとか。

金持ちめ(-_-メ)

子供税作ったら、国の借金、秒殺じゃないの?( ̄∇ ̄|||)

 

こんな小さな盃が、100円

 

この神聖な水を飲めば、HP回復!

 

ここからでも滝が見える 左端の赤いのが展望台

 

ここでも、記念写真を撮る人が居るので、少し待って写真を撮る。

滝自体はとてもいいけど、この人の多さは勘弁して欲しいなあ。

夏休みでなければ、静かにゆっくり見れるのでしょうか。

 

展望台と滝

 

下には、この台の破片らしき物が・・ これも台風の被害か

 

一応撮ったけど、満足はできた写真が撮れなかった。

まあ、いいや。

もう行こう(>_<)

さっきまでは晴れていたけど、曇っていて暗い写真になってしまう。

晴れて来ないし、どちらにしてももう駄目か。

 

滝の上には、縄が見える あんな危険な所で縄張りの仕事って、やだなあ・・

 

縦構図の水煙

 

滝壺の前には、災害で崩れたと思われる岩がいっぱい・・

前へ 次へ リストへ