うだつの町並み 2014.10.23 Part2
■DATA
ところで、うだつって何だろう?
以前に聞いたことがあったけど、忘れてしまった(汗
これが、うだつ
これも紙屋さん
たしか、"うだつが上がらない"の語源になったんだよね?
お金持ちじゃないと、上げられないものだっけ?
これは何? うだつと関係あるもの?
これは確実に、うだつだけど
うだつが何か分からないと、写真の撮りようが無い。
闇雲に撮っても、ただの"古い町並み"というだけで、"うだつの町並み"ではないですから・・。
ディンプさんが教えてくれたのと同時に、ガイドさんから教えてもらいました。
、、、教えてもらったと言うより、盗み聞きですが( ̄∇ ̄|||)
うだつを説明する、ガイドさんと団体
これが、うだつ!
普通に見ると、少し変わった屋根にしか見えないかも・・
団体のツアーが居て、ガイドさんが色々と紹介している。
よし、ネタを仕入れるチャンス!(≧ω≦)
建物の中でガイドが続く ちなみに、ここは有料・・
それによれば、"うだつ"というのは、防火壁のこと。
400年前に大火があり、町の2/3燃えてしまったらしい。
昔の町は、木造は勿論、長屋だから、一度火が付くと続けて燃えてしまう・・。
よく分からないけど、昔の家では瓦の使用が禁止されていて、それもよく燃えた原因らしい。
このフックを下げると、しきいが外れる仕掛けが!
町を再建するときに、家と家の間に壁を作ることにし、その部分にだけ瓦をつけてもいいことになった。
これが、"うだつ"の始まり。
段差が無くなり、奥の蔵まで大八車が入れるようになっている
美濃だけの話かと思ったけど、そうではなく全国にあった設備らしい。
しかし、年々減っていき、どういうわけか美濃に一番多く残っていたから、有名になっただけの話。
不思議なモノですね。
料金払って、私も中へ・・ ストーカーのようにつけ回して話を聞く(汗
時代が変わるにつれ、事情も少し変化。
防火壁の役割は同じだけど、経済的に余裕のある人が、"うだつ"を飾り始めた。
大きな瓦を付けて、立派にしたり・・。
商人が、商売が成功したことを自慢するため、瓦を派手なモノにしたことがブームとなり
うだつ=金持ちの象徴に変わっていく。
天皇陛下が見えたときの写真 この時のエピソードも聞いた
うだつを立派にする=うだつを上げる。
うだつが上がらない=うだつを立派にするお金が無い、商売失敗しているという意味になっていったとか。
昔のステータスだったというわけか。
ガイドさんのおかげで、いろいろな話が聞けた!
もっと聞きたいな・・。
しばらくは張り付いていたけど、建物の中に入っていく。
これでは聞けないよ!(>_<)
ここは、今井家という、一番古い建物。
元々は紙商人の自宅だったのを、資料館にしたもの。
当然、有料だから、お金を出さないと入れない(汗
うーん、お金出して観光するつもりは、全くなかったから困ったぞ。
中に入るか悩む。
せっかくだし、お金を出して中に入るか。
■今井家
今井さんのお宅
団体さんが、家の中に入っていき、少し時間をずらしてから入場券を買って、上がる。
ちなみに、係員の方に、この先にある、あかりアート展の共通チケットを勧められてしまいました。
見る予定は無かったけど、そんなに高くないし、買ってしまいました。
後で、見に行かなきゃ(汗
料金 2館セットでも、たったの400円!
今井家の解説 今では存在しない"名家"
ここには、天皇陛下が観光にみえたらしいけど、その時のエピソードも聞きました。
天皇陛下ともなると、護衛がつく。
写真を撮るのも大変らしいけど、地元のじーさんが、あろうことか天皇陛下の前にしゃしゃり出て
地面に寝そべって、下から天皇陛下を撮影したらしい。
無礼だし、安全面でどうなのよ?(汗
2館見れるチケット
ポスターなどに使う写真は、宮内庁の許可が必要らしいけど、その写真を送ってみたら掲載OKになったとか。
滅多にOK出されないけど、陛下の表情が良かったし、せっかくだからと許可が出た。
こういう写真は、滅多に無い貴重なモノとなったわけです(汗
今井家のパンフ
ここからは、靴を脱いで上がります。
色んな部屋が、いっぱいあるぞ!
うだつの説明もあるパンフ
まずは、お店の入り口から。
ここは、紙の問屋さんで、紙職人別に商品を分けてたそうです。
作る人によって、全く違う紙ができあがるので、一緒にできなかったとか。
玄関から見える部屋 トと書かれた箱に、職人別に分けて入れる
これが、登録されている紙職人 私だったら"猫"かな?( ̄∇ ̄|||)
ソロバンと電話? なんか電話だけが違和感 時代劇に出てこないよね? 電話(汗
お店の販売台?と入り口 いらっしゃい!
さっきの団体さんは、別の部屋へ行っている・・。
私も順番に、というか適当というか、手当たり次第に部屋を見ていく。
思い出ノート?があった 感想を書こう! テレビは、この今井家の説明ムービーが
明かり取りが 何故この部屋だけ?
和室だから、狭い部屋がいくつもある感じで、沢山部屋がありました。
6畳程度の部屋が、いっぱい!
細長い部屋 名前は通り間、、、通り魔?!(;゜ロ゜)
こちらは通路
奥の狭い部屋 仏間 ということは、あの奥には仏壇が隠してあるのか・・(汗
面白かったのが、屋根がとても低いこと。
昔の日本人は、みんな背が低かったからかな?
とある部屋では、私でも天井に手が届くぐらい。
キッチン、、、台所らしい ここで調理するの?
反対側の下に降りたところに、釜のようなモノはあるが・・ 効率悪くない?
これはお酒? 誰かさんが、歓ぶな(;´Д`)
台所に見えないよね?(汗
廊下も面白い。
とても細長くて狭い。
色々と変わってるな。
この小部屋が、特に天井が低くて、私でも手が届いた
さらに狭いところがあるけど・・
一眼レフで撮ると、雰囲気も撮れるね
一番奥に位置する、奥座敷
横を見ると、ズラズラっと部屋が続く・・
縦構図