断層観察館&淡墨桜'15 2015.4.16 Part3
■DATA
せっかくなので、伝統芸能も見て行ったけど、そんなに広いところでもないのに、沢山の伝統芸能が有って驚きました。
岐阜県全体ででもなく、たかだか1地方だけで、いくつもあるんですよ。
他の所でも、そんなものなのでしょうか?
裸祭り?! 寒い時に、寒い川に入るなんて信じられん・・( ̄◇ ̄;)
雨乞い 天気予報とどっちが信頼性あるんだろ?(汗 天気予報も"非科学的"だからな
身近な物で言えば、春、夏などの季節ごとのお祭り。
神輿を担いだり、オリジナルの踊りを踊ったり、ふんどし男が川の中に入ったり、馬に乗ったり、色々とありました。
見ている方は、伝統とか風流で楽しいだろうけど、開催している方は大変ですね。
やっと濃尾地震が出て来た
いくら伝統行事とは言っても、何も無かった昔とは違って、今は会社員も居れば、土日が仕事の人も多い。
昔なら、農家が殆どだったし、生活のすべてが狭い地域だけで収まっていたから、みんなで予定を合わせる事も
楽だったと思う。
しかし、現代において、仕事、家庭がある中で、大勢の人の予定を合わせて、その中で準備、練習するのは大変。
お金が出る訳ではなく、"伝統"というだけで強制労働させられるわけだから。
M8.0! 猫が立ってられないぐらいの揺れ?!(>_<) 犬とかなら余裕で、逃げ出せるのかな? 潰される間抜けは人間だけ?(汗
ねこちゃ村では、そういう行事は無いから良いけど、子供の頃は夏祭りには強制的に子供会で、神輿を担がされた。
大人になってからは、消防団に強制的?に入団させられて、とても大変な思いをさせられた。
そういうわけで、こういう伝統行事とか、個人的に大嫌い。
やりたい人達だけで実施し、もし人が集まらないなら、諦めて中止すればいいんじゃないの?
伝統という物は、無理に繋げる物ではないから、価値があるのであって、無理に繋げていては意味ないですよ(~_~;)
犠牲者数 全壊家屋が多い割に、負傷者が少ない様な・・ 全壊したのに無傷だった人が殆ど? 殆ど無人の家ってことはあるまい・・
この映画を見つつ、参加している人達が悲惨というか、大変だなと思って見ました。
こういうのがあるから、田舎では暮らしたく無いですよね。
"伝統"がある地域では、生活したく無い・・。
天然記念物に指定! 東北の津波の跡も指定されてるのだろうか?
普通の道に見えるけど、これも立派な横ずれの断層(汗
映画を見終わり、再び資料コーナーを見る。
もう殆ど最後ですが。
体験談コーナー
濃尾地震を体験した人達の、証言コーナーもありました。
すでに100年以上経っているので、みなさん亡くなっているのでしょうか・・。
明治31年生まれの方 聞き伝えというのは、この人から聞いた話なのか、この人が他の人から聞いた話?
少し若くなって大正生まれの人 湖ができた?!
当時は子供だったけど、証言をしているのは90歳以上とおじいちゃん、おばあちゃん。
それだけ昔の事でも、強烈に覚えているぐらい、とてもすごい体験だったんでしょうね・・。
現代の地震でも、家が潰れる事は少なくなったけど、やはり一生残る程のものがあるんでしょうね。
写真が無い・・ 30代で被災って、今の私ぐらいじゃん・・ 子供の頃の被災なら良いけど、歳いってからの被災は堪えそう・・
日本の代表的な地震 こうして見ると、地震大国だよなあ・・
■地下観察館
これがメインの根尾谷断層の実物!
いよいよ、別の建物にある、断層を見に行きますよ!
観察館のメインだから、楽しみです。
本館から地下観察館までの通路に有ったパネル 関東大震災のだ・・
地下観察館に行く通路にも、いくつかのパネルがあり、地震について色々な事が書かれてました。
地震発生後の救助とか、関東大震災のこととか。
親が亡くなり、孤児に・・ 慣れた土地から、全然知らない岡山に連れ去られるのも何だな・・( ̄◇ ̄;)
応援に駆けつけた医者達 この時代の人には良心があった!
今でこそ、通信、交通網が発達しているし、一度大きな災害が発生すれば、それを教訓として救出体制をすぐに
整えたりできるけど、100年前は、何もかもが揃っていないし、難しかったのではと思われる。
それでも遠方からも救助隊が行ったりしているけど、どんな感じで情報が全国に広がり、救助隊が編制されたり
したんでしょうね?
阪神淡路の時ですら、救助がゴテゴテで、てんやわんやだったらしいし。
その教訓が有ったからこそ、その後の震災はスムーズにできたんですよね。
濃尾地震の時の知事の話が興味深かった。
被災した道路を直したり、インフラを直したり復興に関する工事をしなきゃいけないけど、県の年間予算の35倍、、、
35年分のお金がかかったとか。
恐ろしいですね(;´д`)
総理大臣と知事 名前聞いた事無いな・・ 震災三日後って、仕事してるの?( ̄◇ ̄;) 今だったら当日に視察しないか?
国から補助が出たり、募金等が送られるだろうけど、35年分の予算を必要するなんて、復興できるのか?と思うけど
今こうして、復興している訳だし、意外と何とかなるものなんでしょうか。
その復興の過程が、どうだったのかも知りたかったなあ。
お金は何とか都合できても、道路を直したり、電気を引き直したりするには、時間がとてもかかるでしょうし。
復旧するのに、どれぐらいの年月がかかったのだろうか・・
地下観察館に入ると、その名のごとく、掘り下げられた"地下"みたいなところに、断層がありました。
盛り上がっているわけじゃなく、ただの地層にしか見えないけど、これが断層なの?
実物を見ても、よくわかりませんでした(汗
掘り下げられた断層 上から見下ろす事ができる
説明もあまりないし、何が何やら・・(汗
断層以外にも、断層を囲む様に通路があり、通路に資料が展示されてました。
こっちにも、いっぱいあるな・・。
写真、いっぱいになりそうだ(汗
根尾川に湖が出現! たしか新潟とかの地震でもダム湖ができた様な・・
昔の絵図 関東大震災のものか
説明が無かったのでよく分かりませんでしたが、江戸時代に書かれた様な震災のイラストとか、昔の資料がいっぱいありました。
写真が無い時代は、絵がうまい人が思い出しながら、描くしかないから大変ですね・・。
誇張もあるのでしょうか?(汗
堤防が決壊した写真 セピア色になってる・・
城跡が、この辺りに有った?
展望台で見た、お寺の鐘楼だ これをそのまま立て直して、現在に至るのか
殆どが貴重な物なので、ショーケースに入ってましたが、一部に実際に読む事ができるミニ図書コーナーも。
最近起きた地震に関する記事の切り抜きや、書籍等がいっぱい。
やはり一番気になるのが、東日本大震災。
資料コーナー
新聞社の報道写真集で、震災当時の写真がいっぱい。
報道写真だから、テレビやネットで見た光景が、載ってました。
思い出すなあ・・。
報道写真集 高いのかなと思ったら、値段は1500円だった
車がプカプカ浮かんでる!! 全部、廃車?
津波は怖い物だと知識では有ったけど、津波が漁港から町に入って行くのを見て、沢山の車がミニカーの様に流されて
ねこちゃ村の全人口、全猫口に匹敵する人達が流されてしまった・・。
今までの津波に対する恐怖を、完全に塗り替えてくれましたね。
町が消滅・・ 代わりに放射能が出現・・
無数の棺・・ 遺体確認は、辛過ぎるだろうな・・ 普通の遺体でも辛いというのに・・
生き残った被災者も写っていたけど、被災した被災者なのに写真撮られて、いい気はしなかったと思う。
ツイッターが生活に溶け込んでいる現代では、よく不謹慎とか言われるけど、その写真があるおかげで
全国の人に被害状況が分かるし、救助ボランティアや、募金なども集まりやすくなる。
悪の根源 福島の原発 今なお問題解決せず・・
それだけでなく、こういう資料館じゃないけど、後世に語り継がれるし教訓にもつながっていく。
被災者には悪いけど、写真で伝えるという事は大切だなと感じました。
猫の被災者 やはり猫も全滅に近い程の、被害だったのだろうか・・
亡くなった人はともかく、家も財産も無くし、親とか家族を亡くした人達は、今はどうして居るのだろうか・・。
元の生活に、戻れる物なんでしょうか・・。