下呂温泉 2015.6.1 Part4

DATA

■下呂発温泉資料館

再び戻って来た! 駐車場がある様に見えるけど、普通の月極駐車場 紛らわしい(~_~;)

 

スタンプラリーの途中ですが、最後の5つ目は、この先にあるので先に資料館を見に行きます。

楽しみは後に取っておこう。

 

注意書き 撮影禁止、、は無いね( ̄∇ ̄|||) お風呂と勘違いする人居るの?!

 

温泉資料館は、大人400円。

JAFに入っていると、1割引きなので360円。

うーん、そこまで"得"ではないか( ̄◇ ̄;)

 

券売機 色々なセット券があるので、よく確認しないと大変かも

 

他の所とセット入場券を買うと、さらに得になるらしい。

私は温泉に入るつもりだけど、そこの温泉のセット券もあり、合計で800円。

JAF割で720円かと思いきや、残念ながらセット券では割引駄目らしい。

せっかくJAFカード出したのに(つд`)

 

少し大きめの入場券

 

中に入ると左右に2つにコーナーが別れていて、順路は左から。

順路に従って見て行こう。

 

下呂コーナーの様子 これで全てだから、そんなに広くは無い

 

こちらのコーナーは、下呂温泉について。

下呂温泉について、知識を深めるぞ!

 

温泉寺の白鷺伝説が下呂温泉の発祥になってるのは怪しいけど、古くからあるのは確かなのか。

自然のものだけど、1000年以上も続いてるなんて凄いですね。

温泉というか、お風呂の変遷もどうなのか、気になる所ですが。

 

下呂温泉の紹介

 

地下から熱い水が出て来るなんて不思議ですが、温泉の大きな原因は火山。

今、箱根とかでも問題になってるし、噴火した所もありますよね・・。

下呂温泉は昨年噴火した、御岳山の熱の影響で出て来てるとか。

いいこともあれば、悪い事もある・・。

 

温泉の仕組み

 

この辺りも、もし噴火したら温泉どころでは、無くなってしまうんでしょうね。

大湧谷とか人ごとの様に思わず、明日は我が身なんでしょうか?

もっとも、普段から煙モクモクの山とか近く似ないから、そういった実感は無さそうですが。

 

温泉のパンフレットの変遷 時代を感じるな・・

 

昔の温泉は、源泉からお湯を運んで来るのではなく、源泉で直接、温泉にしてたから羨ましいですね。

これぞ"温泉"というか、風情がありそう。

現代の露天風呂と言っても、囲いで囲まれてしまってるし、ただ外に有るだけですから。

 

意外にも敵は大雨、洪水だった?!

 

その反面、大雨が降ると源泉が埋まってしまったりして、温泉消滅があったとは・・。

自然に噴出した分、自然に出なくなるというのも大自然だ(汗

 

説明の他にも、色々な展示物もある。

下呂というか高山の名産品とかは、どこにでもあるけど、資料館ならではなのは他の温泉のポスターがあること。

他県の温泉だから、ツーリングでは行けないなあ(汗

 

下呂というか飛騨名物?

 

他の温泉のポスター かなり古いものなんだろうか?

 

中でも、温泉の種類を紹介し、さらに具体的にどの温泉があるのか紹介されてたのは、面白かったです。

温泉って、こんなに沢山あるもんなんですね。

 

温泉の成分について

 

休暇村じゃないけど、国民保養温泉地なんて、あるんだね

 

病気等を癒す、湯治温泉。

私の"温泉"に対するイメージって、これが一番強い。

 

湯治場 数ヶ月、こういうところでのんびりしてみたい・・

 

まだ行った事の無い、東北に多いんですね。

一泊旅行というか、九州の時の様に一月ぐらいかけて、まわりたいよなあ・・。

温泉旅行というか、湯治旅行( ̄∇ ̄|||)

 

主な湯治場 風情のある所が多い

 

このパネルで紹介されている温泉は、とても古そうで風情がある温泉が多い。

昔からある温泉だから、こういう感じなのでしょうか?

旅行雑誌に紹介される温泉も、こういう古い木のお風呂の所って、大きく紹介されてますよね。

最近の奇麗なお風呂は、ただのお風呂でつまらないですし。

 

一番有名?なのが、露天風呂じゃないでしょうか。

たいていの温泉に露天風呂あるし、露天風呂を楽しみにしている人も多いみたいですし。

 

露天風呂の紹介

 

私も露天風呂好きだけど、気に入る露天風呂ってかなり少ない。

個人的な感覚、経験では、気に入る露天風呂なんて5%とか、それぐらいじゃないでしょうか。

有名な所の露天風呂でも、風情が無かったりするなんてザラ。

"本物"の露天風呂って、ないのかなあ・・。

 

主な露天風呂 露天風呂の定義、条件は"囲いが無い事"と法律で規定して欲しい 詐欺みたいな露天風呂が殆どだ(~_~;)

 

露天風呂に限らず、気に入ってまた行きたいと思う露天風呂は限りなく少ない。

最近は旅行してないから、忘れてしまった所も多いけど、ダントツで覚えているのが伊豆の七滝温泉。

また行きたいなあ、、伊豆旅行も含めて(つд`)

 

こちらもパンフレット

 

メーテルと鉄郎?!

 

今度はマイナー?な共同浴場。

その昔は、自然にできた源泉を発見したら、地元の人達が協力してお風呂にしたのが始まりみたいだけど、今の様に企業が

運営するようになったら"共同"ではないし、絶滅危惧種になるのではないでしょうか。

 

今はあまり無い?共同浴場 銭湯の温泉版?

 

沢山の共同浴場が紹介されているけど、外観を見ても他の温泉と変わらない。

どこが"共同"なんでしょうね。

料金が安いとか?

 

温泉の種類紹介が終わり、次は温泉の文化。

温泉は自然の物だけに、古くから存在して居たから、昔から受け継がれて来た文化もある。

 

湯治自体が珍しいし、温泉はあれど温泉文化って、残っていると言えるのだろうか・・

 

ツーリング等で各地の温泉に行っても、普通のお風呂と同じ感覚で入ってるだけ。

こういう文化を感じられる所って、かなり少ないんでしょうね。

下呂温泉も1000年以上の歴史があるけど、文化というか下呂ならではの入り方は、あるのでしょうか?

 

温泉を供給するためのパイプ 温泉用に開発されてるんだね

 

岐阜県の温泉! 他県に比べて、どうなんだろうか?

 

不思議な事に、温泉の発見には伝説がつきまとう・・。

古くからあるから、神様、妖怪の類いが信仰の対象になっていた時代背景があるから、仕方が無いのでしょうか。

今から思えば、科学的にありえない話だし、動物とかがやってこなくても普通に、自然に沸きだしたものなんでしょうね。

それを風格をつけるために、当時の地元の人達が作り出した作り話(汗

 

そして伝説へ・・

 

あるいは、有名な人が発見したとか、気に入ったとかを宣伝している温泉もある。

ミーハーな人向けなのかな?( ̄∇ ̄|||)

 

歴史上の人が発見した物から、動物が発見した温泉 残念ながら猫は無い(>_<)

 

温泉に関する展示物もあったけど、その中で一番驚いたというか、インパクトがあったのが動物の展示。

鹿、猿といった可愛い物から、凶暴なクマさんまで。

熊が出た!!(;´д`)

 

木の上に熊がっ!!

 

下呂に居る動物なのか、温泉に因んだ動物なのか、分かりません。

元々動物なんて、自然が多い所、、、温泉が多い所に普通に居ますからね。

ニホンザルが温泉好きなのは、有名ですし。

 

下呂温泉では白鷺が見つけた事になってるけど、他にも鹿、狐、タヌキと、山の動物達に因んだ温泉がいっぱい。

猫の温泉は無いのかなと探したけど、猫は山には居ないからありませんでした。

犬も無かったのは幸いでしたが(汗

 

ここまでは伝承とか昔の非科学的な話が多かったですが、ここからは現代のお話。

ちょっと、ロマンが無くてつまらないかも・・。

 

その中でも面白かったのは、元々はしなびた良い温泉地だった下呂。

何時の時代にもお金に欲のある人間が多いし、有名な温泉に入りたいと思って遠方からわざわざ来る人達。

その結果、温泉の乱開発が進んでしまった・・。

天然資源の採掘にしろ、動物資源の採取にしても、何時の時代も人間は馬鹿だから繰り返す・・。

 

近代化した温泉! それにしても、ひなびた頃の下呂温泉見たかったなあ・・

 

乱開発の結果、限りある資源の温泉が出なくなってしまったり、質が悪くなってしまった。

当然の結果ですよ・・。

人間ってのは学習力も無ければ、知恵も無いですからね。

お猿さんに毛が抜けた?程度の動物。

 

とりあえず、この問題をどうにかしないといけないと、話し合って施設を作ったのが今の下呂温泉みたい。

温泉タンクを作って、そこから各温泉に分配して便利になった反面、風情はなさそう。

効率的で限りある資源の有効活用だけど、残念といえば残念ですね。

不人気だけど、イイ温泉があればいいのに。

 

技術が無かった時代の入浴方法が面白い。

最高80度にもなる熱い源泉のままでは、とてもじゃないけど入れません。

そこで普通に、川の水を混ぜて冷やして、丁度いい温度にして入っていたとか。

 

ひなびてた頃の下呂温泉 今より良かった?

 

今はボイラーがあるし、適温に調整してるから便利。

せっかくの源泉を"加工"してしまってるけど、やけどしたりしたりしてしまったは、元も子もないですからね。

 

規制をかけて、ようやく平和な時代へ・・

 

昔使っていた、温泉のパイプ なんと木をくり抜いてた!

 

下呂では無く福島? 昔は酸性対策してたけど、今では放射能対策か・・(汗

 

昔は源泉の川までお湯を汲みに行き、それを旅館等の温泉施設で使っていたというから驚き。

個人の家庭にあるお風呂ですら、風呂桶をいっぱいにするには、相当の量が必要なのに。

、、、現実的に考えたら、湯船を100%温泉で満たすのは大変だから、源泉50%水(お湯)50%とか薄めてたとこもありそう( ̄∇ ̄|||)

オリジナルブレンド?!(汗

 

昔の下呂温泉 河原にある"本物"の露天風呂!

 

当時を知る方の貴重なお話

 

この桶を担いで、毎日何往復も・・

 

これにて左側の下呂温泉コーナーは、終わりです。

入口に戻ると、中央にはちょっとした図書コーナーがありました。

 

博士の部屋!

 

大きな部屋ではないけど、所狭しにパンフレットがいっぱい!

下呂温泉のものだけじゃなく、全国各地の温泉のですよ。

うわ〜、これは面白そう。

 

各地のパンフがいっぱい!

 

今の時代、雑誌やネットがあるから、気軽に遠方の観光地情報も見れるけど、こういうパンフは現地じゃないと手に入りません。

ネットで調べるのも便利だけど、やはり"現地で手に入れる"良さを大事にしたいですよね。

もっとも、ここのパンフレットも現地ではないですが(汗

 

ここにも各地の温泉ポスター 現代版だね

 

温泉ランキングもありました。

各種色んな数字が、あるもんなんですね。

 

様々なランキング 日本三大シリーズで、目とか胃腸とか、変なジャンル作るなよ( ̄◇ ̄;)

 

日本は温泉が多い国だけど、一体、どれだけあるんだろう?

昔からある火山系の温泉と、最近よく作られる掘削系の温泉の2種類があるとか。

この後入るコーナーにも、紹介されてましたが。

 

火山系の温泉は火山が無いと発生しない分、数も限られるし、安全上の問題もあるので全てが全て温泉にできるわけではない。

一方、掘削系は穴さえ彫れば、どこでも?温泉にできるからアホみたいに温泉が作れる。

温泉ブームの時に、あちこちできましたからね・・。

だから、全国の温泉数は数えたら、キリが無い程あるんじゃないのか?

 

博士の部屋だけあって、温泉本もいっぱい

 

岐阜は温泉が多いイメージだったけど、他の県もいっぱいあるから、ランキングに入ってませんでした。

ベスト10に入らないけど、何位だったんでしょうね?

 

北海道は面積がある分、温泉が多いのは分かるけど、悔しい事に2位は隣の長野県。

同じ海無し県の仲間なのに、温泉を持って行かれてしまったのは、悲しいですね(つд`)

それにしても、長野県ってあんまり行かない事もあるけど、温泉のイメージは無かったなあ・・。

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