鵜沼宿&苧ヶ瀬池 2020.1.21 Part1
■宿場町ツーリング
毎度のことながら、新しい観光地、目的地を探すのに一苦労しました。
前回の六華苑、七里の渡しで観光パンフレットをもらってきたので、桑名観光でもできるかと期待しましたが、桑名の観光地は
前回のでほぼ終わり。
桑名の宿場町とかあるだろうと期待してましたが、もう残っていない様で・・(T_T)
他に何かないかなあと、ぐるぐるマップをうろつく。
いくつか出てきたけど、超マイナー過ぎたり、駐車場が怪しかったり、そこまでして苦労して行きたい程のところでもないしで難航。
余程好きなことや、何かしらの魅力でも感じれば、多少の無理もしますが。
七里の渡しの航路を見つつ、現在の地図を見ていたら、弥富に鳥さんの公園を発見。
無料で見られるし、全然知らないところ。
距離もそこそこあって、充電もできるからいいなあと思ったけど、ロクなルートがない・・(汗
国道23か国道1から行けそうですが、どちらも大混雑する道路。
真冬の寒い時期に、ちんたらちんたらと走りたくありません・・。
あるいは、一宮から延々と南下でも行けるけど、ずっと市街地街中の道路も面白くない。
動物は好きだけど、鳥さんには興味ないしな・・。
ちなみに、ぐるぐるマップの口コミでは、野鳥だけに見れるかどうかは運次第、うんこが臭い!とありました(汗
寒い中頑張って行って、鳥さん撮ることもなくただの散歩は、いろんな意味できついぞ・・。
まだ暖かくなってきた頃なら、散歩も運動になっていいけど。
ハイリスクすぎるから、今の季節はやめておくか(汗
動物さんが見れる無料施設もあったけど、ここも行きにくいし、他に観光できそうなところもないしね。
悩みに悩みましたが、仕方ないので?昨年から保留していた、鵜沼の宿場町に行ってみることにしました。
そんなに距離はないし、ずっと市街地だけど、前回の宿場町繋がりということで・・(汗
■出発
7時には起きていましたが、雨が降っている・・。
予報では、7時には上がると言ってたけど、かなり怪しい。
うーむ、ツーリング中止か?(;´д`)
出発予定時刻は9時なので、一通りの準備だけして、布団の中で待機。
8時過ぎに上がったものの、かなり雲も多いし、かなり怪しい天気・・。
明日以降の天気も雨だし、来週は休みがあったものの、昨日予約入れれたので休みが無くなったばっかり。
今日行かないと、来月以降のお預けですよ(汗
9時になると、やっと晴れ間が増えてきたので、やっと出れる。
、、、走り出した途端に、雨がパラついてきた!(;´д`)
気温は6度と低く、風はないものの雨がぱらついてるぐらいで寒い。
本降りになったら、Uターンして中止するしかないか・・。
川を越えて、東に進むうちに雨は止み、北方まで来ると黒い雲もなくなりました。
ねこちゃ村は山際に近いし、平野の端っこ。
どうしても、雨が降りやすくなってしまうのが難点ですね(T_T)
大きい道に出たので、追い越し車線に入り、加速して進む!
いつも、ゆの号で同じ道を走ってるけど、追い越されることもあるしストレスを抱えながら走ってます。
たまにツーリングで、追い越す側になると、気持ち良くていいですね(^_^;)
今回の目的地は、鵜沼なのでYSPに行く道と同じです。
国道21をずっと進むルートだから、ツーリングとしてはつまらないルート。
国道21は混むし、面白いところもないし、大嫌いな道の一つ。
車なら信号待ちでも、暇つぶしできるからいいけど、バイクでは耐えて待つしかないですからね・・。
いつも高架前の茜部交差点が混雑するけど、電光表示板に"茜部交差点500m渋滞"と出てました。
憂鬱だなあ・・。
まだ、国道21に入ってないのに。
国道21に入ると、早速、ノロノロ・・。
いつもだったら、県庁過ぎまではスムーズに進めるのに、いきなりノロノロとは。
茜部交差点の渋滞が、どんどん伸びている?(;´д`)
ノロノロ運転ながら、一応進み、茜部交差点も普通に通過。
ちょっと、拍子抜けしたけど、進めれたからいいか(汗
高架に入り、名古屋方面に行く国道22のICを通過し、車が減ったところで加速!
、、白バイ地帯でもあるから、極端に飛ばさず、周りの流れに合わせつつ後ろを警戒して走行。
ん?
赤い光が見える!
前方の方で事故があったみたいで、パトカーが止まってました。
捕まったわけじゃないのか・・。
事故といえば、JAFのトラックが事故車を運んでました。
スズキの軽だけど、新しめの車。
後ろは普通だし、前の方も普通、、、故障かなと思うほどに綺麗でした。
よーく前の方を見たら、フロントガラスにヒビが入り、助手席のエアバッグが萎んでる!
ごっつんこ?
しかし、よくある前がクシャクシャということもなく、ボンネットが開いてる程度。
軽く当たっただけなら、フロントガラスにヒビが入らないし、どういう事故だったんでしょうね?
それでも修理代は、かなりいくのでしょうか?
フロントガラスの交換、エアバッグの交換。
ボンネットの交換ぐらい?
九州旅行の時、モコで自爆テロをしてしまいましたが、修理に30万円だったので保険を使いました・・。
前タイヤの交換、前タイヤをつなぐ棒?の交換などだけで・・。
見かけによらず、車の部品と作業代は高いですからね。
保険使うんだろうか?と気になってしまいました(汗
そのあとは、特に混むこともなく、順調に進む。
片側2車線あるから、遅い車がいれば追い越せばいいですし。
各務原を超えて、もう鵜沼かな?
帰りに苧ヶ瀬池という観光地?に行く予定ですが、そこに行く県道205の交差点を通過。
県道205は一度も走ったことはないけど、この交差点は何度も走ってるから、よく知っているところ。
鵜沼宿は、もう少しだ!
予定では、坂祝バイパスまで行き、最初の交差点で曲がって鵜沼宿に行くつもりだったけど、変更してもっと手前から行くことに。
急カーブ手前の交差点を直進すれば、鵜沼宿に行けるはず。
帰りに使う予定だったけど、間違いないはずなので行きも使おう。
■鵜沼宿
すごい石垣の高い城は犬山城?
国道21から離れ、住宅街のような道になりました。
中山道の宿場町には、全く見えないよね・・。
このまま進めば、宿場町に着くんだろうけど。
少し進み、黒い古い建物が見えてきました。
鵜沼宿到着!
駐車場を通過しましたが、駐車場は二つあり、さっき見たのは西側。
東側の駐車場に止めて、端から端まで見たいので東側に止めるつもりでした。
、、、しかし、駐車場がない!(汗
西側の駐車場 入口に看板もあってわかりやすい
広い駐車場があったかと思ったら、私有地だったり月極だったり。
あれ?
おかしいなあ・・。
このままだと、坂祝バイパスに出てしまう!
最後の駐車場に無理やりはいったら、喫茶店の駐車場でした。
、、、広いしまだ空いてるところも多いし、喫茶店には悪いけど、ここに止めて行こう(汗
最後の駐車場・・
ちなみに、本物の駐車場はありました。
しかし、看板もなく壁に囲まれていて、初見殺しで駐車場に分からないところ。
不親切極まりない!(`Д´#)
右の塀が東側駐車場 工事の人もいたから、右折はダメかと直進するしかなく・・ 看板は出ていたが見辛い
隠された駐車場 かなり狭い
気分を変えて、観光開始・・。
喫茶店に止めておくけど、大丈夫だよなあ・・。
怒られたらどうしよう?(汗
鵜沼宿MAP 東側 ほぼこれだけ?
西側 こちら側は、見所なし?(汗
まだ時間が早いこともあるだろうけど、通りには観光客の姿は、ありません。
規模が大きくなく、メジャーな観光地ではないからかな?
来るときに鵜沼宿の西から東を全て見たけど、ほんのちょっとの小規模だしね。
その規模から、知名度に直結してるのかも。
まず最初に見たのは、大垣城にあったという鉄門。
いきなり、鵜沼宿と無関係のもので、いいのか(汗
鉄で覆われた、くろがね門!
安積門が正式名称? 明治政府は幕府よりアホなのか? 民主主義はダメだね(-_-メ) 文化財を売却とかありえん
皮肉にも、止める予定だった東側駐車場の出入り口の門となってます。
ついでに駐車場に入ってみたけど、かなり狭い・・。
最初に見つけた西側駐車場の方が、発見しやすくそこそこの広さだったから、西側駐車場がオススメかも・・。
駐車場側 こちら側は鉄で覆われてない!
■旧武藤家住宅 町屋館
町屋館 元旅籠、元郵便局! 郵便局だった時は、真っ赤っかの建物だった?(汗
それではいきなりですが、メインの町屋館へ。
月曜休みのため、昨年の一番最初に鵜沼宿に行くときに定休日で、行くかどうか悩みましたが、来た甲斐があるといいのですが。
営業案内
入り口の土間 テレビがあるがカバーで隠されている 紹介ビデオとかあるのかな?
町屋館の説明 改修? 取り壊して減ってない?(;´д`) 結局は時代によって改造されてしまってて、旅籠の面影消失か・・
無料で見学でき、部屋に上がって見ることもできます。
ああ、またブーツ脱がないといけないのか(汗
車できたなら、楽なサンダルだから、脱ぐのも楽でいいのですが。
当時の町の地図 字も読めないし、わかりにくいが・・
家並み図 個人的に作ったものなのか、公的な書類で必要で作ったのか
この建物は、江戸時代に旅籠を明治時代に郵便局をやっていた建物だとか。
今は資料館みたいな感じですが、個人的には当時の旅籠を再現して欲しかったかな。
やはり、宿場町を見に来たわけですからね。
郵便局当時の資料 郵便局らしいのは郵便マークだけか
当時の記念写真 昭和18年・・ 激動の第二次世界大戦の記念写真だろうか? 生き残った人はうち何人?(汗
明治維新によって、宿場町の制度がなくなり、宿場町の需要が無くなった・・。
鵜沼宿だけでなく、全国の宿場町では騒然となったんでしょうね。
時代の変わり目、既存の古い産業は衰退し、代わりに新時代の新しい産業にシフト。
今までの観光でも、それらを見てきたけど、できれば古い側に自分がならないことを願うばかり・・。
かまど ここで、泊まったお客さんたちの、ご飯を炊いてた? 綺麗だから復元かな?
その時代の流れで、次々と宿場町が解体され、業務転換で当時の旅籠やお店が無くなっていったんでしょうね。
文化財として、いきなり保護されることもないでしょうし・・。
もったいないo(;>ω<;)o
徳川が全国の大名に嫌がらせのために実施した参勤交代! それぞれ違いがあったのは面白い
主に建物内を見ていくだけですが、少数ながら展示物もありました。
私が一番見たい、江戸時代の旅の様子。
一般庶民が旅をするときに、持って行った道具など。
当時使われていた旅人が使っていた道具 タバコと筆箱、印籠!
印籠と財布 財布のデザインや種類は、沢山あったのかな?
確か、前の仕事の時、三ヶ日に滞在してたときに、気賀関所で見た気がする・・。
他のところだったかも、しれないけど・・(汗
お金と金庫! まさか、金庫を旅で持ち歩いてた? 山賊跋扈してた時代に?Σ( ̄□ ̄;) 解説がないのが残念
托鉢の人が被ってそうな帽子 雨が降っても防水性は高いのかな?
残念ながら初めて見るもの、初めて知るものはありませんでした。
大量生産され、みんなが使ってたようなものしか、残ってなかったのでしょうか?
民族資料館にあるような、全国どこでもあるような民具じゃないけど、もっと色々あってもよさそうですが・・。
日本地図! こんな大雑把な地図、役に立ったのか? 家で全国にこんなところがあるのかと見るにはいいだろうけど
中山道の地図 藩の名前と形は分かれど、道が分からないのに地図なの? この後購入した資料より
中山道の説明も多数ありました。
前回のツーリングは東海道、そして今回は中山道。
今年は江戸時代の旅をテーマに、ツーリング、旅行できるといいなあ。
それらの情報を得られるといいですが。
中山道絵図 かなり長い絵図というより絵巻! これ抜粋で、本物は全中山道分あったのかな? 全長何m?
ガイドさんと歩きたいけど、10人いないと頼めないの? 非効率でも猫一匹からでもやってほしいね・・ とても気軽に利用できん(汗
中山道は江戸と京都を結ぶ道。
67もの宿場町があったそうだから、1日1宿観光しても67日、67回分のネタにできますよ(^ω^)
もっとも、そのうちどれだけ残っているか、観光できるかですが・・。
今までいろんな宿場町を見てきたけど、この小規模な鵜沼宿でも、まだマシな方でしょうし。
中山道の説明 540km! 全工程徒歩でまさに山あり谷あり大河あり・・ あと山賊もか(;´д`)
どっちのルートが楽だったのか? 今回は日差しが邪魔で説明が反射して見えないことが多々あり、何度も撮り直し(>_<)
見学中ですが、寒いからかトイレに行きたい・・。
何にも飲んでないのに、冬はでまくるから嫌ですよね・・。
トイレは中庭にあるらしいから、順番が狂うけど中庭へ。
井戸らしきものとトイレ
ドローンだ!! ハエのようにうるさい・・ ちなみにこの辺りはドローン禁止 許可をとった許可法被を着て撮影してた( ̄∇ ̄|||)
中庭は、そんなに広くなくて、こじんまりとしてました。
前回の六華苑よりも、遥かに小さい庭ですが、コンパクトにまとめられてていい感じ。
写真撮りたいけど、日差しが逆光になったり、明暗差が激しくて撮れなかったのが無念(>_<)
中庭 中央に木が植えられ、それを囲むように踏石が敷かれている
瓦を使って、花壇のように分けられてる! ガーデニングのヒントになりそう( ̄∇ ̄|||)
奥の方には建物があるけど、あっちもまた見ないといけないか。
今回も、写真が増えそうだ(汗
中庭全体 日陰と日向の陰影さが激しく、かなり撮りにくかったから後で撮り直し(汗