和歌山県'15 5日目 2015.10.9 Part1
■DATA
■和歌山県旅行 最終日
長かった様で、早くも最終日を迎えました。
波乱続きの和歌山県旅行。
今日も、当然ながら、最初の予定と大幅変更です(汗
友ヶ島の船の関係で、ある意味、予定通りの日程になりました。
四日目に友ヶ島なので。
最初の予定では、昨日の観光後に帰路に付き、道の駅 くちくまのまで進む予定でした。
しかし、実際にやろうと思うと、かなり長い距離な上に、道がよろしく無い・・。
島探検で疲れた後に、長距離、しかも帰宅する時間帯で混雑しているので、リスクが高くなる。
そう思って、やめました。
代わりに、計画の段階で候補にあったルートですが、南下して海沿いを走るのではなく、そのまま東に進んで国道26、25と奈良を経由して帰るルートに変更。
市街地ばかりだし、道の駅も無いし、旅行には合わないのでボツにしたけど、距離、時間を考えると、このルートが現実的。
別に仕事がある訳でもないから、予定よりオーバーしてもいいですが、あんまりダラダラとしてるのもね(汗
■海との別れ
いつものことですが、最終日や海と別れるときは、最後の挨拶をしにいきます。
海辺で、写真を撮りつつ、潮の香りをクンクン。
海との別れの儀式です。
珍しく、朝らしくガラガラ!
こんな記念碑があった 殆どが釣り人だろうね・・
ところが、今日は道の駅の休みなのか、海に通じる橋が閉鎖されている!
そんなバカな!
だから、いつも深夜に停めに来る釣り人の車が、無かった訳だ・・。
こういうタイプの道の駅は、やめてほしい(~_~;)
海は、ここからしか見れない(つд`)
お別れができず悲しいですが、悲しんでいても仕方が無い。
出発準備です。
仲間達が、別れの挨拶に来てくれたのにゃ!(つд`) 岐阜は遠いのにゃ
もうこれから帰るだけなので、使わない物も多い。
車から出しやすい様に、荷物を少し整理。
いよいよ、旅も終わりなんだなと感じる瞬間・・。
■旅行最後の観光 最終日最初の観光
昨日確認しといた休暇村手前?にある駐車場
距離的に、このまま帰るのがいいですが、最後に観光します。
一昨日に食べた"旬海"というお店。
中々無い珍しい良店。
最後にもう一度、食べて行きたい。
オープンが11時だから、それまで時間がある。
その間に、軽く観光して時間調整というわけです。
大阪と和歌山県の県境にあった供養塔・・ 釣り人なんて愉しむために殺してるからね・・ たまには殺される側になったら?
都合良く、近く似あったんですよね、観光地。
休暇村の近くに、砲台跡があるんですよ。
昨日に続き、また砲台跡?!(汗
海の横を走りながら、最後の観光地に向かう。
あーあ、潮の香りをクンクンできなかったな。
今回の旅行も、海を満喫できなかった・・。
次の旅行こそ、海三昧したい!(つд`)
またキツい坂を登り、昨日確認していた中腹というか、頂上手前の駐車場に到着。
昨日までは、100円風呂に通ってたけど、もう行かないんだね(>_<)
歩道入口
ここは散歩コースになっていて、道が整備されています。
砲台跡まで、徒歩10分。
本当でしょうか?(汗
ここからすぐに深山第一砲台跡へ
カメラを持って、いざ出発!
旬海のOpenまでの時間調整だから、2時間以上も時間がある。
友ヶ島では時間が無くて、ゆっくり撮れなかったので、ここで思う存分撮りたい、ということもあります。
なだらかで歩きやすい道
友ヶ島と違って、道路は奇麗だし、上り坂だけどゆるやかで私でも楽に登りました。
こういうのを、"楽に登れる"というんですよ。
少し気になったのが、歩道 煉瓦がはがれている? ただの塗装で"煉瓦風"にしてるだけか( ̄◇ ̄;)
ただ、やたら目につくのがタバコの吸い殻。
どんだけマナー悪いんだよ、喫煙者。
ここは落ち葉もあるし、山火事になる可能性もある。
そんなところで吸うのも非常識だけど、それを捨てるなんて言語道断!
捨てて山火事になっても、犯人の特定は不可能なのを承知でやってるんでしょう。
死刑でいいよ(`Д´#)
せめて、大人としてマナーぐらい守れよ(-_-メ)
ただ落ちてるだけじゃなく、1mごとに落ちてる感じ。
1mは極端だけど、まさに少し進むと発見、また少し歩くとタバコの吸い殻、また進むと今度は箱ごと捨てられてるとか
とにかく酷い。
1本100円にしても、いいんじゃない?(-_-メ)
何でも捨てるなら、命も、ここに捨てていけ!(`Д´#)
タバコに怒りを覚えながら登っていたら、特徴のある壁が見えて来ました。
もう到着か。
■深山第一砲台跡
トンネル? いえ砲台跡です!
時間が早いし、こんな所だから、誰も居ません。
静かに時間だけが、流れている・・。
朝日が入り込む弾薬庫 雰囲気的に最高だけど、最高に撮りにくい(汗
ジャングルの中の遺跡みたい
ここの砲台跡も、友ヶ島の砲台と造りは同じ。
砲台と弾薬庫のセット。
町が近いせいか、住居などは無い様ですが。
またしても弾薬庫
中も同じ( ̄∇ ̄|||)
普通なら、また同じ様な所に来て、代わり映えもなくて意味が無かったとなりますが、ここに来て正解でした。
友ヶ島では、第三砲台跡のみ、ほんのすこし説明があっただけで、殆どありませんでした。
しかし、この砲台跡には、簡単ではあるけど説明が、ちゃんとあったんですよ。
これで、砲台の事が分かった!
こちらの入口には、何か凹みが・・
中々、戦時中の遺構って、残っていませんが、この説明に寄れば、この辺りにいくつもあるんですね。
それらすべてを含めて、"要塞"にしていたようですが。
砲台があったところに、説明板が設置されてる
友ヶ島には無かった、詳しい説明!
こんな砲台だったのか 台が円形というのは、回転するということ?
元々が明治に造られた物だし、日清、日露戦争時代もの。
戦艦が主役だった頃なので、対艦用の物で、とてもじゃないけど第二次世界大戦の時には何の役にも立たなかったと思う。
すでに飛行機の時代ですから。
配置図 弾薬庫が、やたらと多く無いか? 実弾は友ヶ島で見たけど、2部屋もあれば十分な様な・・
放物線を描いて、敵に当てる? かなり難しいんじゃないの? 計算? 勘?
砲台跡は、すっかり土が入り、草が生えて区別がつかなくなっている・・
敵が海からしか来ない時代なら、最後の防衛線としての要塞は重要だけど、空からやってくるようになった時代に砲台なんて、的にしかなりませんよ。
よく、空爆されなかったな( ̄◇ ̄;)
弾薬庫の中から、外を見る わざわざ白く塗られている
天井には穴 排気口?
ここも弾薬庫同士が、繋がっている
それよりも対空砲を並べた、防空陣地を構築しなかったのでしょうか?
高射砲は日本にもあったけど、性能が悪くて高高度を飛ぶB29には届かないと、聞いた事がありますが。
ここにも、万一中で誤爆したときのために、爆風を逃す穴が
外に有った穴 天井の排気穴とつながってるのかな?
時代の流れを見誤った日本は、航空機に力を入れておらず、早期に空軍は壊滅。
アメリカの新型戦闘機には対抗できる、新型機の開発もままならず、制空権を取られて空爆されまくり。
和歌山城をはじめ、沢山の文化財を失い、沢山の人命も奪われてしまった・・。
トンネル こうやって見ると、ただの歩道専用トンネルにしか見えないね まさか100年前の要塞とは・・
トンネル内の天井部分 白いのは塗装?
どのみち戦力差、国力差があったから、対抗できる新型戦闘機が量産化されてても、時間の問題だったのでしょうか?
一度も使われなかったと思われる、この要塞跡をみて、ふとそう思ってしまいました。
砲台跡の上は、パノラマ展望台になっている。
ベンチ等が整備されてて、休憩するのにピッタリ。
展望台 犬を連れて来てる人が・・( ̄◇ ̄;)
ここから友ヶ島、淡路島が見れて、最後の海の別れにも良さそうですが、景色は真っ白。
ガスってて、見えないよ(つд`)
こちらも説明が 愛知県の瀬戸の人は、どう思うんだろ?(汗
眺め ん? 島の白い物は灯台?
やはり灯台だ! 名も無き小型灯台か・・
漁船が点々と・・