長崎旅行　8日目　平和公園〜原爆資料館　2013.4.12　Part2

　　■DATA

原爆で亡くなった方の追悼祈念堂。

無縁と書いてあるから、身元が分からなかったり、引き取り手の無い方達なんでしょうか。

 

漢字いっぱいの長い名前だ・・

 

原爆でなくなった方達は、大勢に上るけど、2パターンに別れる。

1つは即死された方達。

爆心地で被災された方達は、高温の熱線、強い衝撃によって即死・・。

それを免れた人達も、放射線に寄って亡くなる・・。

 

名前が判明しただけでも、幸いなんだろうか・・

 

大勢が一度に亡くなってしまうと、家族どころか親戚も含めて全滅、消息不明になることは、何の不思議でもないですからね。

後で行く、原爆資料館の写真、映像を見たら、それがよく分かりました・・。

 

ここにも水が沢山

 

それにしても、ちっとも無いですね。

原爆が落ちた所。

どこなんだろう?(汗

 

横から撮った平和祈念像　大きいから、離れてても見える

 

■防空壕群跡地

ぽっかりとあいた穴が、防空壕の入口

 

まわりに無いみたいだから、平和公園を出てみるか。

南に行けばいいと思って、平和公園を出てみると、防空壕跡というのを発見。

これも観光雑誌に載ってなかったので、ビックリですね。

 

防空壕跡の解説

 

安全のためにか、塞いである物の、いくつもの穴がありました。

これが防空壕なのか。

初めて見たなあ。

 

残念ながら、中は全く分からないけど・・

 

これが、原爆投下直後の様子か

 

まわりは残骸だらけ・・

 

当時の様子が描かれた、イラストが何枚か有りました。

直撃を免れても、こんな防空後の中まで、放射能は襲って来る・・。

見えない物だし、後になってから症状が出るやつだから、怖いですよね。

 

防空壕の中は、写真で紹介　でもこれ最近撮った物だね

 

黄色い物は、木の根?　ここが一番奥なのか

 

ここでも、アメリカの蛮行が明らかになる。

何が、原爆はアメリカの犠牲を少なくして、戦争を終わらせるためだ。

原爆のデータが欲しくて、投下したくせに。

こんな国が、世界の平和だの、国連常任理事国だの、反吐が出ますよ(-_-メ)

 

爆心地と目と鼻の先・・

 

犠牲者達の山・・

 

防空壕の中・・

 

この防空壕内で、助かった人、犠牲になった人達のデータを取ったそうです。

そして、そのデータを元にアメリカの核シェルターを作った。

そんなもん、自国で実験すれば、いいだろうに(-_-メ)

 

アメリカは非人道的な国だ　それは今も尚変わらない

 

イラク戦争だって、大量殺戮兵器なんて無かったのに、アメリカがでっちあげて開戦。

その影響でテロが世界に拡散し、今なおイラクは自爆テロが相次いで、毎日大勢の人達が犠牲になってるけど、アメリカは知らんぷり。

内政干渉し過ぎだし、アメリカの利益のためなら、他国はいくらでも犠牲にするやり方は、怒りしか感じません(-_-メ)

 

ええ?　どこから見れたんだ?!Σ(￣□￣;)

 

この辺り一帯に防空壕跡が広がっているせいなのか、やたらと説明も多い・・

 

アメリカが人体実験のために原爆投下した証拠だ

 

公園を出て、少し町の中を歩く。

当然ですが、町の中にも原爆の跡が残っているんですね。

 

被災した橋

 

■浦上天主堂跡

被爆当時の浦上天主堂

 

ようやく、見つかりましたよ。

ここだ!

 

順番が違うかもしれませんが、まずは見つけた物から紹介します。

次回行く予定ですが、浦上天主堂です、、、当時の。

 

他にも残ってたけど、これだけ移築　全部残せば良かったのに・・

 

この場所に建っていたのかなと思ったけど、違うんですね。

元々は別の所にあったけど、取り壊すのも何なので、一部をここに移設したものの様です。

 

ここだけ移築って(汗

 

浦上天主堂は、信者達が30年かけて作ったのに、一瞬で壊されてしまうなんて・・。

勿論、信者の方達や教会の人達は、全員即死。

神も仏もあったもんじゃない・・。

 

像はその時、何を見たんだろう・・

 

■原爆落下中心地

ここに来たかった

 

やっと、お目当ての場所に到着。

ここに来たかったんですよ。

 

この500m上空で・・

 

この真上の上空500mの地点で、原爆が炸裂したそうです。

ほんの数秒で、何万という命が奪われた・・。

 

この空で・・

 

死者は約74,000人だけど、これは即死された方なのか、その後も原爆が原因で亡くなった方達も含めての数なのか、どちらなのでしょうか?

 

広がる円が印象的な落下中心地

 

亡くなった人達の数もスゴいけど、その当時の人口に対しての割合が高いのが、恐ろしいですよね。

24万人のうち7万4000人が亡くなり、7万5千人が負傷。

約15万人の人達が犠牲に・・。

人口の62%の人達が犠牲になったことになりますよ。

 

他にも、ここには色々と有りますね。

被爆した石灯籠。

これも元々は別の場所のお寺にあったもので、お寺自体は壊滅したのに、この灯籠だけは、奇跡的に倒れる事も無く、1対ペアで残ったものだとか。

奇跡の一本松みたいですね。

 

どこにでもある石灯籠に見えるけど・・

 

なんと、被爆したのに倒れなかった奇跡の石灯籠!

 

平和を祈る、碑というより、モニュメントがある。

ちょうど、原爆が落とされた日時・・。

何十年も経っても、こうして悲劇を忘れる事の無い様に、作っているんですね。

 

像は割愛するけど、その説明だけでも・・

 

被爆当時の地層。

原爆の高温を浴びた地面です。

倒壊した建物、残骸も混ざっています。

 

この下に・・

 

当時の地層が今なお残る・・

 

その高温は、数千度。

そんなのが、降り注いだ日には・・。

ガラスですら溶けてしまうんだから、人間が浴びたら・・(汗

 

瓦礫やらが見える

 

黒く焦げた土も・・

 

発見当時の様子

 

人間の死体が埋まっている・・

 

今では平和な川となっているけど

 

凄惨な現場だった・・