長崎旅行 8日目 平和公園〜原爆資料館 2013.4.12 Part3
■DATA
■原爆資料館
本日メインの原爆資料館・・
早いですが、今日最後の観光は、原爆資料館です。
沢山の展示物が有るだろうし、ゆっくりと見たいから、たっぷりと時間をとっていますよ。
まず入口前から、色々とありますね。
平和公園では、各国からの寄贈だったけど、ここは企業からの寄贈みたいです。
これ平和なのか?(汗
ぎゃ〜!!
寄贈された桜だけど・・
日米の友好を願っても、アメリカ人は平和、友好を望んでは居なかったということだ
資料館に入ると、いきなりお金を取られる訳では、無いんですね。
インフォメーションがあるので、てっきりそこでチケット購入かと思いましたよ。
あなたは著名できるか?
当然ですが、館内は飲食禁止。
さっきまで歩き回って、何も飲んでいないから、喉が渇いた。
お金を払って、中に入ったら出るまで飲めなくなるのはキツい。
インフォメーションで、自販機の場所を教えてもらい、休憩しに行きました。
ここって、原爆資料館だけでなく、民俗資料館、美術館も兼ねているんですね。
丸々原爆の資料って、わけじゃないんだ。
あーら不思議 別の所から出ると、別の建物になってる!
ジュースを飲み終え、資料館へ。
無料で借りれるロッカーが有るので、そこに荷物を預けました。
大分、暑くなって来ましたからね。
再び入口へ 右側に居るのはガイドさん チケット購入は、さらに下へ・・
分かりにくい所でやってたし、時間が無くて見れなかった(>_<)
下でチケットを購入。
大人でも200円なので、格安ですよね。
チケットには原子雲・・
今回初めて、ガイドが聞けるという端末を借りました。
有料だけど、たったの150円。
入館料と会わせても、350円。
他の所も、こんな感じだったら、いいのにね。
これが音声ガイドの端末というか、プレーヤー
もらってきた小冊子より
■被爆前の長崎
写真に寄って再現された、被爆前の町並み
個人的に気になっていたのが、被爆前の長崎。
資料館の最初が、被爆する前の長崎の写真を集めたコーナーだったので、嬉しかったです。
皮肉にも歴史の舞台になることが多い長崎 悲劇も多い・・
被爆後の写真は、よく見た事があるけど、その前の状態はあまり見た事が無い。
どんな町が、廃墟の町と化してしまったんだろう・・。
浦上天主堂だ!
崩壊してしまった建物の、崩壊前の写真がある。
これらの建物が、一瞬にしてがれきと化してしまったのか・・。
最も衝撃を受けたと言うか、ショックだったのは、大勢の人達が写っている集合写真。
戦時だから、訓練をしている様な写真も有るけど、ここに写っている人達の殆どが即死したり、助かっても後遺症などで亡くなったんだなと
思うと、心が痛みますね。
"生前の写真"に、なるわけですから・・。
この人達の殆どは・・
■午前11時02分
この時間は、原爆が投下されて、爆発した時刻。
一瞬にして、大勢の人達が亡くなった時刻でもあります。
この破壊された時計が物語る物は・・
ここから先は、原爆によって被害を受けた、建物等の跡が展示されています。
観光雑誌にも、ここのフロアの写真が使われている程、最初の方にしてメインというか目玉となるコーナーです。
ここの写真が観光雑誌でも紹介される程なんだけど・・
大きい物も沢山有って、インパクトも有るけど、原爆の威力を知る事が出来て驚きますよね。
ぜひとも、写真に撮りたい所なんだけど、このフロアだけ撮りにくいんですよ(汗
次から次へと、人が来るのもそうなんですが、何よりも暗くて撮れない・・。
解説は有る物の、肝心の物が見えないのでは・・(汗
これだったけ? 壁は
照明があるんだけど、気まぐれの様に点いたり消えたり。
普通なら電気代節約のために、人が居ない時は消えていて、人が来ると着くけど、ここの場合は、それではないみたい。
人が、ひっきりなしに来るけど、消えてましたから。
ねじ曲がった給水塔
どうやら、一定の時間事に、照明が点いたり消えたりするみたいだけど、消えている間隔がかなり長く、点いている時間は短い。
これが目玉だけど、実はレプリカ( ̄∇ ̄|||) かなりよく出来てるんだけどね
期待してたのに(>_<) どうせ残ってたんだから、持って来ればよかったのにね
展示物が多いのに、1つ1つ点くのを待っていたら・・。
いくら時間があっても足りないので、大きい撮りたいものだけ撮って、小さい物は諦めましたよ(>_<)
演出なんだろうけど、見やすくして欲しい。
暗くて分かりにくいけど、昔懐かしい火の見やぐら 火事が有った時に叫ぶやつ
風速360m?!Σ( ̄□ ̄;)
浦上天主堂の被爆した、石像等もいくつか展示。
こちらの方は、ショーケースに入っているため、照明が絶えず点いてたので普通に撮れました。
後日、浦上天主堂に行ったけど、消えた首はここにあったのね(汗
溶けてしまったロザリオ・・ 母親の形見か・・
首の部分が弱いのか、首が取れる石像多数・・
こちらはレプリカだからか、首は着いているけど
もっとも印象深い形見となったロザリオ
■長崎原爆投下までの経過
ここまで時間が戻れば・・
投下前の写真の次に、被爆した残骸が入ってしまったけど、原爆を投下するまで何が有ったのかの紹介です。
年表をメインに、時代を遡って、原爆投下に至るまでを説明しています。
この途中で、停める事はできなかったのかと、思いますけどね。
小倉の人々が助かり、長崎の人達の運命が・・
核実験から始まり、原爆を落とす都市の選定・・。
住人の知らないうちに、遥か彼方の国で勝手に決められる。
恐ろしい事ですよ。
すでにこの頃には、戦局は決まっていただろうに・・ 原爆を使う必要はあったのか?
もう戦争の勝敗はついた中で、今更、使う必要はあるのか?
大量の人が犠牲になる事を知っていて、大量殺戮兵器を使う神経が信じられませんね。
新兵器の実験がしたいがために、この都市なら人口が多くて、データが取れるとか人の命を全く考えていない、身の毛もよだつ人達だ(-_-メ)
死の候補地 太平洋側が多い
広島、長崎以外の都市も候補に挙がっていて、長崎に原爆を落としたB29も、最初の目標は小倉だったけど、前日の空襲に寄り視界が
悪かったため、第二目標の長崎にしたそうです。
小倉の人達は助かったけど、それでも喜べたわけじゃないでしょうが・・。
連合国の捕虜がいようが関係ない・・ これを知った遺族の気持ちは・・ 味方に殺されるとは・・
一番驚いたのは、アメリカの嘘。
本当に、これ以上アメリカの犠牲を増やさずに、戦争をただ終わらせたいだけなら、
相手の降伏を促せば、いいだけの事だし、原爆を使うとしても、事前告知して住民を退避させれば、少なくとも犠牲は減ったはず。
世界初の核攻撃・・
テロリスト、悪の枢軸以外の何物でもない