熊野大社 2012.7.25 Part7

DATA

すっかり"世界遺産"に失望してしまったけど、次の"世界遺産"に向かわないと・・。

山を下りて、災害地を見て国道42に戻る。

 

土砂崩れの中、1本だけ助かった木が! 奇跡の木!

 

あちこちで工事

 

帰りも高速の国道42を走って、行きに見つけた国道168の交差点を目指す。

階段を沢山、上り下りしたしすっかり疲れた。

なんだか眠い・・。

 

新宮の市街地に入り、自動運転のスイッチが入りかける。

いかん・・。

国道168の標識を発見して、意識が戻る。

おっと、行き過ぎかけた。

ここだ、ここ。

 

■大被災地

大規模な土砂崩れ?!

 

この国道168は、懐かしい道。

初めてなのに、どうして?

 

実は、Pinoの頃だと思うけど、どこに行こうとして間違えたのかは忘れたけど、間違って

ここに来たんですよ。

しばらく走って、引き返してしまったけど。

まさか、この先に世界遺産があったとはね。

 

トンネルをくぐると、川沿いの道に。

いきなり子猫の遺体があって、驚きました。

可哀想に(>_<)

 

ここの災害風景が、とてもすごい。

川幅のある熊野川沿いを走るけど、向こう側の木がなぎ倒されたまま放置されている。

これが、ずっ〜と続く。

 

なぎ倒された木々が、そのままに

 

道路も崩落しているのか、何度も交互通行で待たされました。

その間に、写真を撮っておこう・・。

 

順番待ち・・

 

山を見ると、所々に大規模な土砂崩れの跡が。

いくつもありますよ。

 

これが自然の災害ってやつか。

今まででも、土砂崩れとかは見た事あるけど、せいぜい一カ所のみ。

だけど、ここではそれらがいくつもある。

こんなに自然の驚異ってのは、すごいものなのか。

 

一番スゴかったのがこれ これってこんなに崩れたのか、元々からこういう地形だったのか?

 

地元の人には不謹慎で、大変悪いですが、世界遺産よりもこちらの方が興味を引きました。

台風の被害で、こんなことになったそうだけど、なんでこうなったんだろう?

風が強い程度で、土砂崩れが多発するもんなの?

雨台風で、大量の雨が降って、山の水を蓄えれる量を超えて、あちこち崩落したのか?

いやはや、これが"災害"というものなのか。

 

こちら側は、復旧作業が続けられてるけど、反対岸の方は手つかずに見える。

こんなに広範囲に崩れてしまっては、なす術も無いんだろうなあ・・。

まずは、国道を最優先で復旧させてからといった、ところでしょうか。

 

その国道ですら、1年経とうとしても、未だに工事中・・。

こちらの崖側でも、少し奥を除いただけでも大きく崩れている。

二次災害の可能性も、ありそう・・。

 

災害現場に気を取られてしまったけど、世界遺産の標識が全く無い。

ここでいいのか?(汗

代わりに、温泉の標識はあるけど。

 

不安になったので、途中で停まって確認したけど、ここでいいみたい。

iPhoneが圏外になってたので、ツーリングマップルを見て確認しましたが、それもカンで、

ここを走っているんだろうと思っただけだから、確証はないですけどね(汗

 

開けた所だけど、圏外なのは驚きだ。

ひょっとして、SBの基地局も流されたままだったりして・・。

 

流されたと言えば、道の駅も流されたっぽい。

ツーリングマップルには、道の駅 瀞峡街道熊野川が載っているけど、道の駅が無い。

標識を見た様な気はするけど、それらしい建物が無い。

駐車場だけはあったけど、見逃したかな?

帰りに確認してみよう。

 

急ぎたい所だけど、あちこちで工事していて、交互通行で待たされるから急ぎ様が無い。

これだけひどい災害だと、それも仕方が無いか。

 

ここで、これだけの被害だけど、大地震&大津波の福島は、どうなっているんだろう?

現地の人には不謹慎だけど、災害地をそのままにして残して欲しい。

これは災害を知らない人達に対しての、教訓というか、戒めになりますよ。

これはTVとかで見るよりも、現場を見てみた方が何倍も説得力がある。

改めて、災害の無い岐阜に産まれて良かったなあと、痛感しますね。

 

■世界遺産 熊野本宮大社

こちらは、小規模だけど、無料で観光しやすい

 

標識の"本宮"を目指し、ようやく到着。

商店街のようなところに入ったので、駐車場を探すのに焦りましたが、大社横に無料の駐車場

があって、停める事が出来ました。

さっきの那智大社とは、えらい違いだ・・。

 

バイク用スペース?

 

駐車場案内 えらいシンプルな・・

 

駐車場横に建物があったらしいけど、大洪水で全損壊したとか。

その時の写真もありますよ。

これはひどい。

 

この災害を、平成の熊野川大水害というのか・・

 

災害当時の写真 こんなに酷かったのか・・

 

というわけで今は、更地に・・

 

ああ、扱ったから、ジュースを買ってから進むか。

ちょっとした案内所というか、売店みたいなところの前に自販機があるので、ジュースを飲んで

小休止。

ちょっと回復。

 

こじんまりとしたお土産屋さん

 

名物は、カラスのまんじゅう?! カラスの肉入り?!

 

大社前の町並み

 

イベント案内か

 

災害のための寄付かと思ったら、そうでもなさそう・・

 

ここからも、長い階段が続く。

ため息が出るけど、ここの階段は少しだけ。

分岐とかも無いし、ストレートで本殿まで行けるので、かなり楽。

さっきの那智大社とは、えらい違いだ( ̄∇ ̄|||)

 

長く続く階段だけど、その奥が無い分楽だった

 

時間が少し遅いけど、次から次へと観光客がやってくる。

世界遺産ならではか。

ここに来た人は、那智大社の方にも行ったのかな?

 

お参りの仕方 猫が居る世界は神の世界! 犬とは違うのだよ、犬とは!

 

階段の途中、途中にちょっとしたものが点在。

いつもの様に、休憩がてら撮っていく。

 

日本にある熊野神社数

 

勿論、岐阜にもある 全国の中で16位だから、多い方なのか

 

移転前の熊野大社 なんと川の中に! これじゃ流されて当たり前だよ(汗

 

その説明 伊勢神宮でもそうだけど、時代に合わない"無駄"な遷座とかやめようよ・・

 

その寄付のための提灯 15000円!

 

なんか巨大なノシみたいなものがあるぞ! 実物が見れなかったのは残念

 

こちらにも、宝物殿がある。

えらくこじんまりとした感じだけど。

 

宝物殿 人が出て来たけど・・

 

当然ながら有料なので、入りませんが、外から見ているともう閉店。

あれれ?

閉店10分前なのに、もう閉めてしまうんだ( ̄∇ ̄|||)

 

何だ、このボートは思ったら・・

 

実は殿下ご愛用のヨット そのうち、新型グランドマジェスティも猫様ご愛用と展示されるのか?!

 

さらに登り、広い所に出た。

社務所があって、色々と売っているけど、まわりにも細かい物がいっぱいある。

 

愛! 嫌な時代になった物だ・・

 

巨大絵馬!

 

社務所

 

案内図 これまたシンプルだ

 

オマケ? ここから離れた所にあるみたい

 

これが本殿みたい 撮影禁止のため、唯一、紹介できる写真・・(汗

 

人もいっぱい居るから、先に細かい物を撮っていくか。

八咫烏というのが、有名らしいけど、それと一緒に漢字もいっぱいある。

どういう意味があるんだろう?

 

復旧ならともかく、無駄な移動に協力する気は・・

 

復旧の様子も

 

その費用も・・ 0がいっぱいだ!

 

これが年間行事予定 3つじゃないんだ( ̄∇ ̄|||)

 

猫サイズの、小さなのぼりが

前へ 次へ リストへ