白川郷合掌造り 2015.5.13 Part5

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2Fに行く途中に、中2階があるのが合掌造りの特徴ですが、この神田家には一風変わった部屋がありました。

独身男性専用ルーム。

なんか、嫌な感じだな(汗

 

使用人の部屋ということは、この時代は独身男性は世間からよく見られてなかった? 半人前扱い?

 

独身ルームこと、火見窓部屋

 

一日中、囲炉裏の火を焚いているのか、火が消えた後も危険なのか、囲炉裏を見張る任務のある部屋。

起きた時に、1Fが火の海だったら、ビックリですね(汗

まっさきに燃え移るのは、この中2階だし。

 

器用に曲がった柱を使ってる 曲がってた?曲げた?

 

常に火事の危険性があったのかな? ゆっくり寝れないね(汗

 

火事なし! 知らない男が居たりしても嫌だな・・(汗

 

3Fに上がると、柱や部材の組合わさる所に、名前が書いてありました。

これが、神田家特有の造りなのか。

意味は分からないけど、きっと丈夫な物なんだろう。

 

3Fの様子

 

これがスカイツリーでも使われた技術! 日本の建築技術は200年は遅れてる?!

 

撮っていると、おばあちゃんが来てくれました。

他の人は、ただ見て歩いて、降りて行くのに対して、私だけが熱心に見てたからかも?

 

鉄の釘が無いため、木製の釘で補強!

 

色んな役割の柱

 

よくわからないけど、耐震技術は、相当な物らしい。

200年も前の建築なのに、最近の建物、、見た事無いけどスカイツリーにも使われているそうですよ。

 

中2階に対して、本来は本2階というのか 今では紛らわしいから3F扱い( ̄∇ ̄|||)

 

当時、ドイツの有名な建築家が見に来たそうだけど、理にかなった建築が、随分古い建物に使われてて腰を抜かしたそうです。

そんなに、すごいものなのか。

まさに技術の技、伝承、文化ですね。

 

なんと、お酒作り!

 

こうやって、お酒を造るんですよ え?できるまで待ってられないって?(汗

 

お酒作りの道具 ディンプさんなら、一番大きい桶、樽で、もう1本!って飲むんだろうね(;´д`)

 

不思議に思うのが、建築技術が高かった日本なのに、現代になって一気に衰退する事。

コンピューターで設計もできるし、計算もできるし、ずっとずっと技術は上がっている筈なのに、今の住宅は100年も持ちません。

その癖、値段だけはいっちょまえ。

ふざけ過ぎ(~_~;)

 

林業の話

 

定番の武器 喧嘩とかしなかったのかなあ、、こういうの使って(汗

 

ねこちゃ邸もそうだったけど、昔の家なら100年持つのが普通。

それでいて、1000円、1500円の格安価格、、、現在で、いくらになるのか知りませんが・・。

 

ずっと謎だった機械?の正体が分かりました 養蚕の道具かと思ったら田植えの道具 飛騨の郷では養蚕コーナーになかった?(汗

 

特別な豪邸が、100年持つというわけじゃなく、普通の民家ですら100年持つのに、今の住宅は30年でボロボロ。

どうして、ここまで技術が退化したのか不思議です。

何があったんだろう?

 

定番の藁葺きの葺き替え 手伝いが184人も凄いけど、台所が43人!! 家の中に全員入るのか?!

 

屋根を縫う針?! 木の長い棒があったけど、それのこと?

 

一部の住宅メーカーが、100年保証みたいなことを謳ってたけど、100年前の家が100年残ってるのに

現代技術で100年前の技術と肩を並べても、自慢にならないよ?

メンテフリーで100年保証とか、200年保証して初めて自慢、宣伝できるんだよ?

一度、白川郷とか昔の建物を見て、己の恥ずかしさを知るべきですね( ̄◇ ̄;)

それで給料もらえるんだから、羨ましいですねぇ・・。

 

当時も、技術の伝承、研究はあっただろうけど、今の様に会社、業界、学校等で広範囲にできてたのだろうか?

今なら、情報の共有で、効率よく技術開発できるけど、昔なんてそんなの無さそう。

個人の時代と言うか、狭い範囲でしか伝わらず、それが各地の独自文化を生み出した・・。

逆に言うと、発達しにくかったと思うんですよね。

 

せっかくいい技術があっても、情報の共有する範囲が狭いため、さらなる発展がしにくい。

それなのに、これだけ高い技術、今の建築にも生かされる程の物があるわけですよ。

驚きですね。

 

色々と質問する私に気を良くしてくれたのか、記念写真も撮ってもらえました。

意外と?撮り慣れている感じで、逆光になる場所だったけど、フラッシュの強制発光を使って奇麗に。

でも、沢山人が居る中で、撮ってもらえたのは私だけだったので、何か嬉しかったです( ^ω^ )

 

こういう伝承の人というか、受け継いで行く人が大切なんでしょうね。

知識的には勉強すれば身に付くだろうけど、それだとただの"モノ"と同じで、文化遺産的な意味ではあまり意味が無い。

やはり、現場で生活をしていて、その生活の中で身に付いた知識と技術。

それを伝え受け継いでてくことこそが、評価されるべきだと思う。

 

家の耐震技術だけでなく、面白かったのは、猫の家。

飛騨の郷とか、合掌造りの家を何軒も見て来たけど、猫の家があるのはここだけ!

合掌造りの猫の家!!

 

猫ちぐらならぬ、猫つぶら! キャットハウス!! 持ち運び可能なのがいいのにゃ(≧∇≦)

 

中の様子 ふかふかの藁がひいてあってハイジ気分( ̄∇ ̄|||)

 

新潟県に、藁で編んだ"ねこちぐら"が有名だけど、まさか岐阜県にもそういうのがあったとは!

、、、全国的にあったものなのか、白川郷特有なのかは分かりませんが・・。

 

ここから写真は4Fへ

 

展示物的には、目新しい物は無かった

 

雪の深い地方ならではですね。

猫は寒いのが苦手、それを不憫に思った人間が、私達のために作ってくれたものなんですよ。

昔から猫は大切に、されてたのにゃ!( ^ω^ )

ちなみに聞いてみたら、犬は外に飼われてたそうです。

犬と猫の扱い、待遇は雲泥の差にゃ!!

 

窓からの景色 ちなみに、おばあちゃんが撮影ポイントを教えてもらえた!

 

こちらは現代的な屋根がズラリ・・(汗

 

初めて見るけど、これも100年前のものとか?

気になったので聞いてみたら、おばあちゃんが小学生の頃までは、普通にあったとか。

、、70年前ぐらい?

まぁ、古いか( ̄∇ ̄|||)

 

鯉のぼり! 、、、帰りが違うルートだったため、撮り忘れた(>_<)

 

いやはや、予定していなかったこともあったけど、大満足でした。

、、、しかし、出る時に最悪な事に・・。

 

屋根裏というか、最上階も見れる、、、見るだけ( ̄∇ ̄|||)

 

重量制限というより、一畳分のスペースしか無いので、制限か

 

中学生の団体が一気に傾れ込んで来て、出るに出れない。

おいおい、出る人が優先なの知らないの?

バカなの?(-_-メ)

 

降りようとしたら、人が流れ込んで来た!! 

 

まぁ、所詮人間と言っても子供。

そこまで頭が回らないのは、仕方が無いか。

ここで、頭に来たのは引率の先生。

これが、ゆとり世代ってやつ?

 

消防団の車庫 流石に燃えやすい藁葺きではないか( ̄∇ ̄|||)

 

消化防水栓もレトロ風

 

一般の観光客も居るし、ましてや世界遺産だから人が多い。

屋外ならいざ知らず、建物の中に一気に何十人も入れる分けないし、一般人に迷惑。

実際、私だけでなく、老夫婦の人も外に出れなくなって困ってました。

 

白い山と女子中学生 中には真面目に?言うの人に質問してる子も居た 初々しい?

 

白い山とチューリップ 景色は春だけど、気温は夏でした(汗

 

グループごとに順番に見学させるとか、一般人が外に出たのを確認して入れさせるとか、いくらでも方法はある筈。

それをせずに、外で生徒と写真撮ってましたよ。

おいおい、頭の中は中学生レベル?

今って、こんな低レベルでも、先生になれてしまうのか。

 

畑 これから何を作るのかな?

 

先生にクレーム入れようかと思ったけど、どうにか我慢。

生徒の前で怒ってあげるのも、可哀想か?

それにしても、団体、、、学生の団体は禁止して欲しいですね。

常識のある大人同伴が、条件ですよ( ̄◇ ̄;)

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