岩科学校 2016.12.7 Part5

  ■DATA

■明治の会堂 (写真で見る松崎町)

地元の方向けかな?

 

余った部屋を活用?

地元の人が見たら愉しめるだろうけど、町外の人にとってはつまらいであろうコーナー。

一応、見て行こう・・。

 

松崎町100年の歴史の中で、残された貴重な写真を使って、時代の流れをみようというもの。

こういうのって地元の写真好きな人が、残してくれてたからあるんだよね。

写真好きは偉大だ!

 

昭和32年の町並み 白黒で見にくいけど、中央にあるのはサーカス小屋らしい 今では"サーカス"って無いよね? 子供の頃はあった様な・・

 

岩地温泉のある岩地地区か

 

今は猫も杓子もカメラ持ってるから、どこでも何でも撮れるけど、昔は違う。

昭和後期ですら、カメラ=難しいとされていたし、現像代、プリント代がかかるため、おいそれと使える物ではありませんでした。

それを象徴するように、バカでも使えるカメラとして、"バカチョン"が流行ったし、すぐにプリントされる"インスタントカメラ"も

流行りました。

何故か、今でも人気あるらしい・・。

 

昭和5年の消防団! この当時に地元では有名な大火があったらしい 出火原因は?

 

10式野戦砲、、、実は消防車(;´д`)

 

さらに時代は遡り、戦前となるとカメラは珍しい存在。

難しい技術が必要だから、写真技師、撮影技師と呼ばれる人しか使えなかったのでは?

写真屋さんも一般的ではないだろうし、値段も高そう・・。

そんな時代に、町の風景を撮り残してくれてたなんて、すごいことです。

 

大正10年の自転車屋さん 昔は多かったんだろうな・・ ねこちゃ村でも子供の頃までは地元の個人自転車屋さんが多かったが・・

 

とはいえ、地元外の人が見ても、愉しめる写真はあまりありませんでした。

一地方の昔の風景、、、ですからね。

他の地方も同じだったのか、この地方独自なものだったのかも分かりませんし。

 

個人的に一番気になったのは、日中戦争の村のお葬式。

今の日本では戦争なんて考えられないけど、当時は日本各地で戦争と関わりがあったんだなと改めて思う。

河津の噴泉講演にも出征時の写真があったけど、あの時に感じたものをまた感じました。

 

霊殿って何だろうか・・ 正面にお坊さん、後ろには沢山の人達・・ 昭和13年の日中戦争戦死者村葬

 

村の人全員なんだろうか・・ この残った人達も次の大戦で・・

 

ねこちゃ村にも、例外無く戦争の傷跡というか、空襲は無いにしても戦死やらはあったんでしょうね。

村全体で出征を祝い、戦没者のお葬式をしたり、金属を呈出したり、敗戦を迎えたり・・。

日本の黒歴史なのか、そういった資料を展示、説明している所を見た事がありません。

知りたい事ですが・・。

 

昭和15年 二宮尊徳の像の式典 こんなにすごいことなの?Σ( ̄□ ̄;) 悪戯しようものなら殺されるな・・(汗

 

戦後の昭和30年の紙芝居 保育園の頃、保母さんに読んでもらう紙芝居が大好きだったな・・

 

ただの村の全景? タイトルは"平和な村" 昭和27年 一連の流れを見て来たから、このタイトルの重みが分かる・・

 

最後は、小学校紹介コーナー。

古い小学校は、まだまだあるみたいで紹介されてました。

こんなにいっぱい!

 

各地に残る、古いままの学校校舎

 

今年は偶然、古い学校を観光しました。

意図的では無く、たまたまの偶然。

何かあるんでしょうね、、目に見えない力というか。

 

すごいデザイン! 福井県の龍翔小学校! 名前も凄いね 明治12年の建物

 

元々古いもの好きというのもあるけど、松本の旧制高校、滋賀県の豊郷小学校。

そして伊豆の岩科学校。

資料的には旧制高校が良かったけど、デザイン的には豊郷小学校が良かったかな。

ヴォーリズ建築だし。

 

最後に説明があった! というか逆順に見てしまった?(汗

 

来年も古い小学校巡りを、してみるか?

都合のいい事に、ツーリングで行けそうな東海地方に多い。

小学校に詳しくなれる?!

 

■明治の授業風景

怖そうな先生が、にらみを利かす教室 生徒と先生の身分の差は、ハッキリとしたものがあったんだろうね

 

1Fに戻り、残りの部分を見て行きます。

さっき一部が見えていた、教室の再現風景。

 

明治中期の教室らしい

 

廊下のバケツ? 立ってなさい!って今では虐待に当たるんだっけ? 罰だから当然だろ 

 

あのバケツの所が、"立ってなさい!"? ちなみに女子用玄関前 好きなこの前で立たされたら死にたくなるだろうね(汗

 

この教室もマネキンがいくつか立っていて、当時の授業風景を再現しています。

先生に、生徒が多数。

古そうな机とイスだなあ・・。

 

やっと教室だ! 生徒が少ないね・・ 当時すでに少子化?

 

赤ちゃんを背負った生徒が居るけど、今では考えられませんね。

ありえねぇ・・。

 

教科書 漢字はなく、カタカナだらけ?! 読みにくい・・

 

仲間にゃ! 猫耳を串刺し?!(;´д`)

 

まさかと思うけど、この女の子の子供?

それとも歳が離れた兄弟の面倒を見ている?

どちらもありえるから、分かりませんね(汗

 

子供を抱きながら授業を受ける若い女性・・ 君の子?(;´д`)22

 

机を見ると、教科書の他にノートの代わりのようなミニ黒板みたいなのがありました。

これは、何をするんだろう?

黒板だとしたら、書いても消さないと次ぎに書けないし、消す必要があるから帰ってからの復習もできません。

意味が分からないだけに、説明が欲しいな(汗

 

ノートが無いから黒板? メモを取るというより、字の書き方の練習のみ?

 

■村の産業

実は恐怖の部屋・・

 

いよいよ最後のエリアです。

西側の教室を全部使った、広いコーナー。

 

ここまで写真を多く撮って来たし、岩科学校と関係のある物ならゆっくりと見て行くけど、無関係なら見るだけでいいか。

撮るのは控えよう・・(汗

 

補強が入ってる! 別の意味でも"恐怖"かも・・ この上が鶴の間か?

 

最初の部屋は、定番の恐怖のコーナー。

養蚕です。

全国各地で栄えていたから、どこにいってもこの手の資料館にはある!!

 

蚕用品・・

 

完成品を見れば、普通だが・・

 

その正体は・・ 中に何か居る!!(>_<)

 

蚕で作った絹製品や、蚕の説明。

気持ち悪いだけだし、何度も何度も載せるのもどうかと思うし、遠慮なくカット!(汗

 

蚕の説明の一部 人間は何でも絶滅まで追いやるのに、人間は害獣じゃないんですかねぇ・・(-_-メ)

 

繭の長さ? 天城山ぐらい? 何で高さ比較なのか・・(汗 単に富士山を出したかっただけじゃないのか( ̄◇ ̄;)

 

繭の一生 一生、キモイ姿のままってのも、ある意味可哀想?

 

唯一、気になったのは、繭で作った人形。

色づけされてて、とても小さいし可愛かったです。

、、、その正体を知らなければ・・(汗

 

繭人形

 

こんなジオラマ風の物も

 

次の部屋は農業編。

こちらも全国各地にあった、古い機械がいっぱい。

定番だから、特に目新しさもないか・・。

 

農機コーナー もはや民俗資料館だな

 

たまに見かける、自動縄編み器 自動とは言え人力?

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